カイン「んー?(私何してたっけな……)」
目が覚めるとどこまでも続くような真っ白な空間にいた
そして少し離れたところに大きな鏡がある
カイン「なんだここ……なんだこの鏡……」
そう言ってカインは鏡を覗く
鏡は何故か映像のようなものを流した
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カイン?「母さん、母さん、今日の晩御飯は何?」
母?「今日はあなたの好きなステーキよ」
カ?「やったぁ!♪」
父?「お、カレーか、いいじゃないか」
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カイン「え……?かあ、さん?と、うさん?」
そして鏡は割れる
後ろから声がする
??「でもあなたは違う道を選んだのよね」
???「俺たちを殺して。」
後ろに振り向くと「あのとき」の母と父がいる
??「何もあなたは考えていなかった」
???「俺たちは考えてたのに」
カイン「ちが、ちが、ちがう!お前たちが悪いんだ!」
呼吸が乱れる
何故だろうか、とても苦しい。
見えるのは母と父の見下すような、否、虫を見るような目だけだ
?「…ね……ん」
?「ねぇ……ん」
?「ねぇさん!」
そこで一瞬何も見えなくなり、次に見えたのはズキリアの顔だった
ズキリア「ねぇさん、だい、じょうぶ……?」
カイン「う、うん、大丈夫だよ」