先週の打上げ時
ドレス姿で
とあるスピーチをさせていただきました
その時のエピソードです
グランゼドーラ城テラス
そこに二人のシンデレラがいました
あたしと
あたしのお姉様
この日誌ではそう呼びます
その日は
お姉様とのお別れの日でした
姉の普段のプレイスタイルはソロ
でもあたしが冒険に誘うと
すぐに付き合ってくれました
あたしが広い世界に飛び出した時
=
私は るるちゃ をいつでも見守ってる。支えるよ
るる のオープンな遊び方だと
いろいろ苦労が絶えないでしょ
私は裏方がいいから
表で言えないことはこっちにw
=
別れの日
その前にチャットで別れは済ませていました
だけど幸運なことに
姉はインしました
=
-あれ、おかえり?
いまねー リアルで友達とカラオケちゅー♪
=
おいおい…^_^;
いろんな感情を抱えたまま
会いに行きました
そこには衣装一着の姉
装備は…ない
=
リアフレに全部託したよー
文無しになっちゃったー(^-^)
=
もともと姉は
リアフレと遊んでて
ひょんなことからあたしと
友情を深めてきました
あたしも昔は
ネット上の人と心暖め合うなんて
思いもしなかった
そうこれは
心の物語
DQ6の夢の世界
始まりがそうならば
終わりも一瞬
過去に何人も
泡のように別れた友達がいる
それを思うと
こうして最後に姉と会えたことは
幸せなのだと思う
=
どこか景色のいいところに行こうか
おそろの衣装で♪
=
姉の提案
衣装を見繕う二人
…ドレスを選んだ
=
あ、お金ないや^_^;
-もーw
=
姉にレンタル衣装無料券を渡す
姉もあたしに何かを渡そうと
動きを止めていました
39ゴールド
… あはは
もう無理しなくていいのに(^_^;)
一夜限りの
二人のシンデレラが
生まれました
=
いろいろあったよね
今まで本当にありがとう
-こちらこそありがとう
今だけルーム入ってもいい?
=
…姉はルームの初期メンバーでした
…
少し昔
=
-あたしね、ルームを立ち上げようと思うの
一緒にわいわいしたい人を募集して
いいんじゃない。私も一緒にいくよ〜
-あたしに盛り上げることができるかな
あなたなら問題ないよ
時にバーサクもするけど気配りが効いて繊細な人
盛り上げるのは私もするから大丈夫だよ♪
-ありがと>_<
=
こうして
KRRが誕生しました
姉は
始動したばかりのルームを盛り上げました
そして
最後にルームメンバーへの挨拶を
と思ったのかな
=
こんばんわー
お久しぶりー
一瞬だけ戻りました〜
=
リアルでカラオケを熱唱しながら
ルームで実況する姉
響き渡る歌声
別れの時間が近づいてきました
…一人のシンデレラの魔法が解けます
=
るる。バッテリーがなくなる
ここまでだね
-うん…
じゃー、このキャラクター消しまーす
オンラインを去る時はいつもこうしてるの(^ー゜)
キャラが消えても私はこのままだから
戻った時は必ず新しい私があなたを探し出すからね(*^_^*)!
…
-皆聞いてください
お姉様は旅立ちます
=
…
居合わせた皆
居合わせなかった皆
私と姉の大事なフレの皆
こうして消えて行ったことを
お伝えしたかった
姉はもう
アストルティアに存在しません
最後までマイペースで笑顔で
消えて行きました
だけど思うんだ
これがオンライン
これがRPG
そう、役割を演じること
メインストーリーを
運営が作るならば
私達もまた
ストーリーを作る存在
それがオンラインだと思いませんか
イベントもそう
こうしたエピソードもそう
姉は最後に
素敵なストーリーを紡いでくれました
あたしのゲーム生活で
一生忘れないストーリー
顔も名前も知らない独立した人達
姉もリア友との打上げの片手間
あたしもまた明日の食事を考えながら眠い目を擦りながら
この物語のエピローグを紡いだの
それでいいじゃない
…
数日後
あたしは飛竜に乗って
姉が消えた
このレンダーシアの
大空に飛び立ちました
姉はどこかで元気でやっている
あたしはティアで元気にやっている
また運命が交わる時も来るでしょう
お姉様
思い出をありがとう
…
これからもティアで縁あって
交わる皆様
シンデレラの魔法の残り香も解け
新しい一歩を踏み出しました
ありがとね
末長いストーリーを紡いでいきましょ(^ー゜)