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悲愴の断罪者

くえす

[くえす]

キャラID
: UZ978-798
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 133

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くえすの冒険日誌

2019-01-21 18:07:35.0 テーマ:レベル上げ

【雑記】「経験値」の違和感について考える!

いちいちタイトルに書かなくても、いつも雑記なんですけど(笑)


ドラクエといえば、というかRPGのキャラクターの成長を示す数値として使われるのが「レベル」「経験値」ですね。

経験値といえば言葉通りに解釈すれば「どの程度経験したか」を数値化したものです。
しかし、なんどか冗談っぽく書いてるんですが、このゲームでいう「経験」とはなんなのでしょう。


通常の戦闘だと、敵を倒すと経験値が入り、それがたまればレベルが上がる。
レベルが上がれば、キャラクターのステータスが上昇し、数字的に強くなる。
ドラクエ10に限れば、スキルポイントを獲得できるようになる、という利点もある。

しかし、経験値を積み重ねてレベルを上げても、最近では強くなった気がしない。
むしろ、武器防具アクセのパーツによって強くなった感覚になる。

そして、職業ごとにレベルが設置されていても「日課・週課の討伐報酬の経験値」「領界討伐・世界調律の経験値」「ストーリー報酬の経験値」「経験値の古文書」などによって、その職で頑張らなくて経験値をゲットできる。
さらにいってしまえば、リアルマネー(ジェム)で経験値を買うことすらできる。

とりあえず「経験値」って言葉自体が、もう意味をなしていない。
レベルによってステータスが上がるのは、キャラクターの「スペックがよくなった」という意味である。


もちろん、ゲーム上で与えられたシステムの中で、ゲームとして効率よくやるのが、ゲームなのです。
だから効率よくスペックを上げるために、経験値をいかにおいしく稼ぐか、それを考えるのがゲームの楽しみの1つです。

少なくとも、経験値やレベルが、その職でどれだけ経験したか、という指標にはならなくなってしまった。

何かというと昔話を引っ張り出すのは自分の悪い癖だとは思ってるんだけど、職業システムがなかった頃、あるいは、その職で頑張るしか経験値の入手方法がなかった頃は、言葉通りの「経験値」として機能していた。
今は、まもの使いでぼへ~ぼへ~って呼びまくって、その結果全然やらない職の経験値が増えるのである。

こういった世界観の崩壊が、レベル上げや経験値稼ぎを作業化させている原因の1つじゃないか、と考えている。


もう1つの違和感は、そもそも経験って誰がしてるのか、という根本的な話である。

そもそも、実際のドラクエ10上では、僕にとっての「経験値」は、ゲーム上のキャラではなくて、自分の頭だったり指だったり、心の中に蓄積されている。
数値化されない、プライスレスなものとして、思い出とともに積み重なっている。

別にゲームに限らず、リアルにおいてどんなことでもそうだと思うけどね。

そもそも、RPGが世に現れたとき、人の精神的、技術的な成長、数値化できないものをゲームのために数値化しようとした。
それが経験値の始まり。ゲーム内で動くキャラが主人公だから、その世界のキャラの経験を示す数値だから、それは成り立った。

ドラクエ10の主人公は、キャラを動かしている本人、その人なのである。
そもそも数値化できないはずのもの。だから辻褄が合わないんですね。。


キャラがレベル108でも、僕のプレイヤースキルなんて、いつになったってカンストしない。。

だから、僕のレベル上げは、いつになっても終わらないのです(笑)
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