くえすの冒険日誌

今日は新宿文化センター大ホールで行われたドラクエ10のコンサートに行ってきました。

ドラクエのゲーム内の楽曲といえば、演奏してるのは東京都交響楽団ですが、今日の演奏は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団です。
東京シティフィルはドラクエのコンサートも精力的に開催しており、なんと！ドラクエ１～１１まですべての交響組曲を公演する、今回はその半ばのコンサートでした。

長くプレーしているもので、もう年がら年中、普段からドラクエ10で使用される楽曲は聴いているのですが、シティフィルなりの楽曲の解釈で楽しむドラクエ10もまた楽しいですね。

シティフィルといえば、演奏もすごいのですが、楽曲に対するＭＣ（トーク）もサービス精神旺盛です。
楽曲に対する感想や楽器の奏法、さらには指揮者自身のプレー状況報告まで（笑）

普段の公演はもちろんドラクエ以外もたくさんこなしているだろうに、多忙の合間を縫ってここまでドラクエ好きの僕らに寄り添ってくれる楽団、本当に楽しいひとときでした。


バージョン１の舞台、フィールドを探索することは最近は減ったけど、それでも懐かしく、そしていつでも身近にある楽曲たち。
特にエンディングは、各バージョンの最後でしか聴かないのに、聴けばついうるっときてしまう。
心の中の残るのはバージョン１のエンディングで「スペシャルサンクス」として記されている「ベータテスト参加者の皆さん」のクレジット。

あの頃の思い出があるからこそ、今聴いても、また聴きたくなるんでしょう。


ところで今回その、楽しいＭＣの中で、観客席にいる僕らに向かって「プレー時間」を問いかけられました。
指揮者の井田さん、まだプレー時間が８５時間だ、というカミングアウトに端を発し
「プレー時間が１万時間を超えてる方、手を挙げてくれませんか」
という質問。

結構な方が手を挙げてる。ざっくりで１割超・・２割・・・はいかないかな、くらい。
そして、おそるおそる
「では、、プレー時間が２万時間を超えてる方、手を挙げて・・・いや、立っていただけませんか？」


ん！？

僕は普段プレー時間など気にしない、いや、見て見ぬふりをしているが・・・
とっさにスマホの便利ツールを見ると・・・
ひぃぃ～～～超えてる！（笑）

立ち上がると・・・なんと！
広い観客席の中で・・・たった２人しかいない！（笑）

みんなあれでしょ、サブキャラとか含めたら２時間超えてる人他にもいると思うんですけど～！？


恥ずかしくて座っちゃいましたが・・・
もう１人の方はなんと・・・プレー時間３万超え！！
さすがの僕も、どういう生活をしたらそんなにプレーできるのかと思ってしまいましたが。。

「さっき立って座っちゃった方、、プレー時間どれくらいですか！？」

ひぃぃ～～～！
もう逃げられない。。
この際だから言っちゃえ！

「２１３９９時間です！」

周りからどよめきとともに拍手までいただいて、めっちゃ恥ずかしかったですけど（笑）


コンサート終了後には、そのトークされてた演者さんがロビーにいたので、ご挨拶したら、めっちゃ拝まれてしまった。。
一緒に行ったフレと記念撮影して、帰ってきました＾＾


楽曲は、シティフィルなりの解釈での演奏も多々盛り込まれていました。
基本的にはゲームよりスローテンポな演奏が多かったと思うけど、ゲーム内で聴くのではなく「その場での音楽として聴く」のならこれはありだな、と思った。

ちなみに、カミハルムイなどで流れてる「風雅の都」のハープの演奏は、琴のような音を出すために、普段と違う奏法を用いているなど、初耳な知識も。
そして、僕は行けないのですが、次のドラクエ10のコンサートが早くも！、今年６月１３日、初台のオペラシティで開催との最新情報も！

さらには、指揮者の井田さんも頑張ってドラクエ10をプレーして、いずれは「10で流れる楽曲の中でベストセレクションの演奏会をしたい！」という、なんとも嬉しい構想が。
そう、それを待ってたんだよ。ぜひ開催してほしいな～！楽曲たくさんあって、大変だぞう～？


個人的にサプライズもあって、忘れられないコンサートになりました＾＾