ヤフーニュースにも出てた記事で、たまたま目にしたので読んだ。
内容からしてドラクエ10の話ではなさそうだけど、要約すると
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8人がかりで攻略する強敵を倒すために、8人でチームを作った。
クリア目的で建設的な人と、仲良しなれ合いっぽい人が混在していた。
リーダーとは別に取りまとめ役でムードメーカーのAという人がいた。
1か月たっても勝てなかった。
原因を探るためにBという人がツールを仕込んでDPSチェックをした。
勝てない原因がAの火力不足だとわかった。
BがリーダーにAと相談したいというと「犯人探しして楽しいのか」と責められた。
犯人探しをする人がいるメンバーとは戦えない、とリーダーが離脱。
Bも責任を取って離脱。
犯人捜しの結果は伏せていたけど、2人離脱した後に一番ガチなCが
「Aのせいで勝てない」と言い放つ。
Aをかばう人と責める人でギスる。Aは引退騒ぎを起こす。
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みたいな感じですかね。
一応記事は、こちらです。
https://blog.tinect.jp/?p=67370
僕はネトゲはドラクエ10しかやってないし、完全固定でエンドコンテンツをやってきたことはない。
(万魔は週1度、今は4人固定でやってるけど週課としてはエンドではないし)
いろいろツッコミどころはある記事だし、当事者でなければ客観的に見ることもできるけど、渦中にいると冷静に判断もできなくなるのは想像もできる。
筆者はネトゲではよくあるケースだ、と書いてるけど、確かにそういう側面はあるのかもしれない。だからチームやらルーム作るとなると、どうしても事前の決め事は増えていく。
まず、火力が出てるか出てないか、外部ツールを使わないとわからないものなのか?
そして、原因を精査するのを犯人捜しと捉えてしまうのもどうなんだろう?
この記事の場合、勝てなかった原因である本人がまったく自覚がなかった、とある。
これ自体は、すごくよくある話だと思うが、犯人って言い方はどうなんだろうって思うよね。
同じ目標で志を1つにしてるなら、アドバイスをお互いする、されるの関係は保たれるべきだと思うし、どうやらそういう同意のもとでメンバーが集まってるのに、1か月もの間原因がわからなかったり、原因に対する試行錯誤が足りてないのもどうかなーと。
僕自身別にうまくないし、最近は特に周りがうまくて自分が追い付いてない自覚もあるんで、ある意味他人事とは思えない部分もあって、この記事も割と真面目に読んでしまったんだけど・・・
聖守護者各種、称号取るまでにそれなりに苦労もしてきて、フレと組んだり野良で行ったりしてて、そこで自分なりに考えてたのは
『勝てなかった時の原因を、その場ですぐ考える』
ことです。
その際
『まず、自分が原因で勝てなかった』
と真っ先に考えて原因を探す。
そのうえで、自分は問題なく動けていた、と思えたら、全体を見渡して判断する。
悪い言い方をすれば、心の中での犯人捜し、だけど(苦笑)
逆に言えば
『自分以外の失敗をどうすればリカバリーできたか』
を考えることで、自分のスキルアップのきっかけにもなる。
ドラクエ10の場合、バトルに勝てない原因を切り分ける要素として
『そのバトル特有の動きができなかったのか』
あるいは
『どのバトルでも必須の基本的な動きができなかったのか』
どっちなのかを考えるといいかと思ってます。
ガルドドンを例に出せば、激震スプラッシュのやり過ごし方がうまくなかったのなら前者だし、2回行動などの判別ができずにつっこんでしまったのなら後者でしょう。
こういった分析はネットの動画では難しいです。
なぜかというと、ネットの動画は、うまいからです。
研究熱心な人には、自分のバトルを録画して自分で研究してる人もいると聞きます。
本当にうまい人は、少しバトルすれば一緒に組んだ人が「どれくらいうまいか」も瞬時に判断するし、それにあった動きもすると思う。
強敵討伐目的で、完全に固定で仲間を組むということは、その必要性がないくらいお互いの実力が拮抗しているとき、だと思う。それが成り立つのはたぶん奇跡に近い気がしなくもない。
今は純粋に、そして愚直にうまくなるために何かをする環境を作るのがすごく難しい状況になってると思う。
スキルアップ目的での仲間づくりより、結果を出すための仲間づくりのほうをしたいと思う人が多いだろうからね。そりゃ勝つための仲間が欲しいだろうから。
勝つための仲間になるために、結局1人で試行錯誤しないといけない。
そういう「ご時世」なのがちょっとつらいよなーと、思ったりもしています。
勝つまで一緒に行ってくれる「友達」は大切だと思う。