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悲愴の断罪者

くえす

[くえす]

キャラID
: UZ978-798
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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くえすの冒険日誌

2022-07-20 12:06:00.0 2022-07-20 12:16:05.0テーマ:モンスター・ボス討伐

【回想】僕の選ぶドラクエ10歴代「神強敵コンテンツ」ベスト3(後編)

前編ではデルメゼの小ネタと天魔クァバルナ強の思い出について書いてみました。
後編ということでベスト3の残された1位について書いてみようと思います。

人によって思い入れや価値観も違うでしょうが、僕の中でのダントツの1位、それはもうクァバルナと双璧をなす存在。
「常闇の竜レグナード」です。
常闇から「密閉空間型エンドコンテンツ」の先駆けにして、当時の冒険者の多くを震え上がらせたあいつ。パラディンが最も輝いていたあの頃(笑)

強さが段階的に、日替わりで変わる仕様もレグナードから。
最初は4段階で、その後強さ5が追加で設定されましたね。


構成は「パラ・魔法2・僧侶」だったかな。

パラディンがレグナードと相撲し抑えつつ、後ろから魔法で攻撃!という、戦法としてはわかりやすいものでした。
しかし、レグナードの重さの設定が絶妙で、抑えられても押せない感じ。
ヘビーチャージ込で重さ728という数字は、今はあまり重要性を感じない「重さ」のパラメータが10年間で一番存在感のある値だったのでは。

1人じゃ押せないから、僧侶がズッシードをかけつつ一緒になって押す、という戦法が主流。
雷の攻撃で感電しないようにキラキラポーンも大事。キラキラポーンをツッコミよけのように使って速やかに後ろに移動する「ツッコミポン」なる方法も登場。

さらに生存率を高めるために「これなんの意味があるの?」と言われていた「温泉」「バンジージャンプ」が有効に。これは今も使われてますよね。


他にも忘れてはいけないのは「ふわふわわたあめ」による「ジャンプしながらの戦闘」ですね。当時は嬉しくもないのにピョンピョン飛び跳ねながら戦うので「ふざけてんのか」とか思われたフシも(笑)

魔法は2人で「超暴走魔法陣」を交互に引きながらの攻撃。陣の上で「確実に暴走させることのできるステータス」として「きようさ」がクローズアップされる。ちなみに当時の防具「精霊王」セットは超ベストセラーに。僧侶も装備するので裁縫職人もウハウハだったようです・・・

HP50%から使ってくる「竜の咆哮」は何度も冒険者を奈落の底に突き落としました。パラディンが抑えに失敗するとずるずると押されて「ダークネスブレス」でチーン・・・と。討伐直前で何度全滅したか。。

討伐するまでに数ヶ月かかったけどドラクエ10やってて「夢にまで出てきた強敵」は、後にも先にもこいつだけ。


ちなみに、日替わりで強さが変わる、という仕様。実装当初は「朝6時にならないとその日の強さがわからない」という、今考えるととんでもない仕様でした。

そのため、朝5時40分くらいから、次の日(6時から)の強さもわからないのに「マティルの村・廃屋」の前には多くの挑戦者が集まり、緑玉や白チャの募集が盛んに行われました。


常闇はレグナード、ダークキング、メイヴと順番に実装されていきますが、実はドラクエ10の戦闘において大事なポイントが徐々に習得できるように設計されていたフシがあります。レグでは壁の維持の大事さ、DKでは戦闘フィールド全体を見渡す大事さ、メイヴでは壁スイッチの大事さ、、と。

バージョン3のエンドコンテンツは、その後のドラクエ10の強敵に対峙する上で大事なことを教えてくれた、今となれば「頼もしい仲間」だったのかもしれません。


なお、レグナードが「第1位」にといえるその理由は、まだまだあります。
それは「行動パターンのテーブル」通称「モード」が存在し、それに対応することで効率良く戦える」という、ユーザー目線の攻略の大前提を打ち立てたところにあります。
今の「ガチ勢」の楽しみ方の原点を作ったともいえる。

そのおかげでレグナードは強さ的に魔法構成で倒すことがそこまで難しくなくなったあとも「タイムアタック」や「少人数討伐」といった新しい楽しみ方を提供してくれました。その後ドラゴンスラッシュを活用した「バト3・僧侶」の物理構成も普及していきます。

さらに玄人向けには「棍」を使える職で挑戦する通称「棍レグ」も誕生。エンド攻撃を「天地のかまえ」でいなすという、マニアックな戦法。「モード」に対応して行動を変えたり。さらには武器種類にこだわらず「全職で討伐」する猛者も登場・・というか僕も当時は全職で討伐しました。

今のエンドコンテンツは特定の属性がダメージが通らないみたいなのが当たり前になってしまったので、こうした「柔軟性に富んだボス」は今後はおそらく出てこないでしょう。
だからこそ「永遠の第1位」でありつづけるはず。


苦労させられたけど、本当に楽しませてもらいました。

そして、レグたん、当時のフレともよく言ってたんだけど意外とかわいいんですよね。
おしりふりふり(笑)
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