2022-08-22 12:06:34.0 2022-08-22 16:36:56.0テーマ:10周年記念(8/31まで)
ドラクエXのコンサートに行ってきました!(東京シティフィル・ティアラこうとう)
何度かコンサートには行ってるけど、ドラクエ10の10周年の夏に行けたのはよかったです。
今回も素晴らしい演奏でした!
前にも日誌に書いたことも含むけど、思い出話なども交えて思ったことなど。
ドラクエ10の楽曲演奏で忘れてはいけないのは、やはり10年前の「初演」ですね。
当時は毎年行われていたドラクエの「ファミリーコンサート」で演奏されました。
昨日聴いた演奏は東京シティフィルによる演奏でしたが、ファミリーコンサートや、ゲーム中に流れる演奏は東京都交響楽団によるものです。
ファミリーコンサートはその「都響」の演奏、そして作曲した故すぎやまこういち先生の指揮による、いわば「オフィシャルな演奏会」でした。
ドラクエ10のサービス開始が8月2日で、その「初演」はそれから3週間くらいしか経ってない頃に行われました。
当時は「オンラインゲームのドラクエ」に関しての世間的な認知度?みたいなものも低く、ドラクエファンであってもオンラインは拒否反応を起こす人が多かった時代です。
大きなコンサートホールで行われたこともあるんですが、お客さんの入りも芳しく無く、空席も目立ちました。
しかも当時は「Wii」でしかプレーできなかったのでゲーム内の音源も音がしょぼくて、特に戦闘の曲は「ぴろぴー!ぴろぴー!ぴろっぴっぴろぴっぴろぴー!」ってな感じで、かっこよくない、と特にアンチ層が騒いでたんですがね。
実際のオーケストラの演奏聴くと「うわっ、これ全然かっこいいよー」ってなるわけです。
戦闘の曲だけでなく、やはり実際に演奏されたものはどの曲も素晴らしかったんですが、困ったことにゲーム内ではまだネルゲルさんともお逢いしてない。やっと「人間になれた!」とか言ってるくらいの進行でした。おそらく会場でエンディングをすでに見てた人もほとんど、いや皆無だったと思う。
ということは、、演奏を聴いてても途中から、どのシーンで流れる楽曲なのかもわからない。いや、これがラスボスでこれがエンディングかな、くらいは雰囲気でわかるけど・・エンディングも「うんうん、いい曲だね」とは思っても、いつものように自分のしてきた冒険を思い出しながら聴く・・みたいなのは無理。
最初に聴いたエンディングは曲が突然終わるような感じに聴こえたので、演奏が終わったあとの客席はお世辞でもなく5秒以上静まり返ってました。その後「あ、終わったのか?」って感じで拍手が広がるという・・
そんな「初演」を忘れられないので、何度かドラクエ10のコンサートに行くたび、客席の入りと演奏に対するお客さんの反応を見るにつけて「あぁ、ドラクエ10も『育って』きたんだな」と感慨にふけったりしてます(笑)
そして今回は10周年。
いかにも10年続けてるような僕の世代、もしくはそれ以上の人から比較的若い方、そして子供を連れた家族連れなど、本当に年齢層の広い「ドラクエらしい客層」で客席は満員、完売御礼です。
東京シティフィルおなじみの、指揮者とホルン奏者(ドラクエ博士)によるトークも楽しくて会場を笑わせてました。指揮者の井田さん「優秀なサポに連れられて」バージョン2を楽しんでいるとのこと。音楽活動で忙しい中、ゆっくりでもゲームを実際にやられているのは本当に素晴らしいし、ドラクエファンとしても嬉しいですよね。
会場にはプロデューサーの青山さんもおいでになってたようで、演奏会終了後に写真撮影に応じていたようです。僕はホールを早めに出ちゃって残念なことをしましたが。
演奏会終了後は、このコンサートのために名古屋から遠征にきていたフレンドさんと、今回一緒に観覧したフレンドさんを交えて軽くお酒を交えながら楽しい時間を過ごしました。
コロナ禍でこういった飲みの機会も激減してたけど、みんなドラクエがやっぱり好きなんでしょうね~あっという間に時間が過ぎていきました。
あ、そうだ。先程書いた指揮者とホルン奏者のトークの中で「プレイ時間が20000時間を超えてる人立ってください」っていうフリがあって、今回も突っ立たせていただきました(笑)
前回の東京シティフィルのドラクエ10のコンサートでも同じように立たせていただきましたが、あの頃はコロナ禍もまだひどくなくてプレイ時間をホールでカミングアウトする展開でしたが(笑)今回はそれはなしで。
とはいえ、僕もプレイ時間減ったなーと。あの頃から3000時間ちょいしかプレイ時間増えてませんでした。
ん?
3000時間!?
いや、減ってるけど・・(笑)
ドラクエやってて人生の無駄だった、と思わない生き方をしていけたらいいなと思った、10年目のドラテンの夏であった・・