僕の頭の中の思考回路、仕事以外は音楽と阪神タイガースとドラクエくらいで、その単純な頭の中は中学生の頃から変わってません。というわけで、やはりこの話題は気になりますね。
僕もそうなんだけど「ドラクエしかやらないゲーマー」というのは一定数存在してると思う。僕はネットゲームの「ドラクエ10」をずっとやってるからドラクエが日常みたいなもんだけど、そうでない方にとっては「久しぶりの冒険」「懐かしい冒険」の旅立ちの気分で、ワクワクされてるのではないかと思います。
ドラクエのナンバリングタイトルって、最初の4作品はわりと立て続けに出てたんだけど、その後は数年スパンでの新作の発売だったので「発売延期」なんて言われても「ドラクエだしね」って言いながら、それでも新作が出るとやっぱり楽しみで、辞め時のわからないストーリーの面白さゆえに、寝不足になってしまったり。
僕はドラクエが好きとはいえ、隅から隅までなんでも覚えてるわけでもなくて、ほどよく忘れてるから、ゲームのリメイクも、ドラマの再放送を見る気分で楽しめるかと思うんだけど、ドラマの再放送と違うのはリメイクだから「そっくりそのままではない」ということですよね。
だからリメイク版を遊んでも「思い出補正」が堀り起こされるわけではなく「古くて新しい旅に出る」感じになると思う。これが新しすぎるとつまんなくなっちゃう。だいぶ昔だけど「ファイナルファンタジー4」のリメイクを買ったらゲームバランスとか一新されてて懐かしいどころか、ついていけずに辞めてしまったことがありました。
もっともリメイク版って「当時を知るおじさんおばさん」だけがターゲットなのではなく「10年後、20年後を見据えて遊んでくれる「新しいファン層」の獲得も大事なミッションだろうから、やはり「新しさ」もなければ単に古臭いだけになってしまうし、そのさじ加減は難しそうですね。
そして今回のリメイク版も、今後「ロト3部作」を(今どき風に)完結させ、ナンバリングタイトルの最終章「ドラクエ12」に(ストーリー的には分からないけど、スクエニの戦略的に)つながる大事な「つかみの第一歩」なので「失敗は許されない」大事なソフトになるのでしょうね。
リメイク版は、シナリオやゲーム全体を最終ジャッジするのは堀井さんだとはいえ、鳥山氏や、すぎやま先生がこの世を去り「遺してくれたもの」を丁寧に磨き上げていく開発・運営の方々は「ドラクエを遊んできた人たち」なわけで「遊び手としての思い入れ」をどんな形でゲームに組み込んでくれるのか、そこは楽しみですね。
あと、今はネットで攻略方法が手軽に見つかってしまうご時世なので、ゲームの楽しませ方も変わってるでしょう。「昔を知るおじさんおばさん」も昔のように時間がない人が増えてるから、そのあたりをどう配慮してくるのか、なども興味はあります。
もう昔のように夜更かしもしないでしょうし、1年くらいかけてゆっくり遊ぶことになるかなとは思うのですが、ファミコン版では義賊と同じ格好にさせられてしまっていた「勇者の父親」がどう描かれているのかも楽しみにしつつ、遊べたらなーと思います。
(予約とかまだしてないけどね)
追記
steamでキーボードだけで遊べるならsteamでやってみたいですな。積みゲーになる可能性はあるが・・
なお、これの元はnoteに書いた記事です。