アンルシアと離れてリアルタイムで何日かあった。僕は必要なクエストやレベル上げや装備の整い等をしながら話を進めてた。そして終盤でやっと会えた。いつの間にか衣装が変わっており何処か踊り子のような感じだった。僕はアンルシアを救う為にガーディアンの正装を着て髪を変えた。偶然にもイメチェンをしていた。余計嬉しかった。そして話を進め、エステラが僕を阻む。僕は教団で「解放者」と呼ばれ、堅苦しくて嫌だった。しかし教団の上層がフィナを殺せと言われた時神経を疑った。竜族を救いたいのに犠牲を厭わない感じが僕は殺気立てた。殺すのは違う。もしアンルシアだったらそんな事しない。僕も同じだ。救いたいからって神に縋るなんて片腹痛い。そして殺すのを拒否し、解放者というあだ名が無くなってせいせいした。だがエステラは何処か教団のやり方に疑問を抱いていた。しかしエステラは無理をして阻んだ。僕はその火球を受けた。殺すなんて出来ない。しかしアンルシアが僕を救った。守るって決めたのにってなった。そして領界のボス戦になる。アンルシアを守りたいと先行してしまい、足手まといになりあまり守れなかった。悔しかった。回復系を極めたほうが良いんじゃないのかすら思えた。だが話は進みアンルシア達がさらわれる。僕はまた悔しかった。頭の中がゴチャゴチャになっていた。早く救わないとって焦りすら感じた。そしてリアルタイムで翌日が過ぎ、日曜日。王家の迷宮に挑み、アンルシアを強くさせた。アンルシアが「また囚われた」と言われた時悔しかった。Lv46まで強くさせた。そして装備をお金で費やしなんとか強くなった。そして話は進みアンルシアと弟を救ったが俺は殺された。呆然としていた。そしてアンルシアが泣きながらザオリクを何回も唱えていた。僕は涙が流れた。みんなも涙を流してた。プレイヤーとしての自分は生きてるなのにククリョーマは死んでる。不公平にも程があった。そしてみんなは神の器の力を使って寿命を削り取りなんとか僕は生き返った。俺は生命としての在り方が変わった。守るだけじゃ何も変わらない、みんなの気持ちを確かめ合い、認めて思いやる大切さ。仲間がいることを忘れちゃいけないと。そしてアンルシア達を救いだし、エステラの気持ちの変化が見れた。神に縋るだけじゃなく自分の意思をちゃんと考える事。エステラは中盤まで一緒に同行してた。出会ってた人達は思想がそれぞれで苦労があったが成長を見届けた。終盤のエステラはちゃんと自分の意思を大切にした。僕はそれまでのエステラや教団は神の言いなりというのが気に入らなかっただからエステラが自分の意思で!と言った時は「言えたじゃねぇか。」と感じた。そして話は進み、ラスボスまで倒した。話のテーマは「文化の違い」「自分」「種族」「思想」であった。そしてエステラが「真の解放者」と言われた時、やっぱりむず痒いけど何故か嬉しかった。多分成長したからこそ言えたから。