ユーリルの冒険日誌

絶望にひれ伏し

手にした希望は儚く遠ざかる

数多の光が行き来し

絶望の中指を折り宇宙を見つめ

誰にも掴めないあの流れ星

いつか掴めると信じ

ただひたすらか細い腕を伸ばす

絶望をかき消し

癒やす者は現れぬ

最初の希望は裏切られ

二つ目の希望は消滅し

三つ目の希望は消えかけて

四つ目の希望は消え失せ

五つ目の希望は黙秘を貫く

五つ目の希望にかけ生きている

例え酷な答案、酷な仕打ちでも

絶望に帰還しよう

その希望が流れ星ならば

その星を大切にしよう

絶望の奥底に落ちようと

星を想い奈落へと消えよう

永久の歯車に囚われず

火となりて

水となりて

風となりて

土となりて

その星を見守ろう

星が消えるなら

また絶望に落ち行く

星のためならば

笑いて過ごそう

星が願うことなら

実現するであろう

だが、絶望とは紙一重

それを忘れてはならぬ。 作品説明
写真の上で話は終了している。

誰の心情とは言わん。

誰にでも心は仮面をつけている

その深い心情

人とは難しきもの

凡そ30分程度で考えあげたもの

～説明終了～