早いもので、あっという間に20話になりました。
教官「貴様が特訓希望の者か?」
フォステイル「いえ、人違いですよ。私はただの通りすがりのリュート弾きです。」
教官「つべこべ言うな!返事は全て押忍だ!」
フォステイル「私の話聞いてます?」
教官「まずは剣を取れ!」
フォステイル「だから私は通りすがりでして…。しかも魔法使いなので剣は使えません。」
教官「返事は押忍だぁあああ!」
フォステイル「フォス!」
教官「何じゃそりゃあああ!もう一度だ!」
フォステイル「フォス!」
訓練生「………。」
教官「もういい!次は魔法の特訓だ。いいか貴様、戦士たるもの剣術だけでは生きていけん。これからの時代は魔法も出来なくてはだめなのだ!」
フォステイル「魔法なら得意ですよ。あと何度も言いますが私は剣士ではありません。」
教官「あそこの人形に向けて魔法を使ってみせよ!貴様のようなへなちょこくちばしプクリポには無理だろうがな!」
フォステイル「易きこと。」
フォステイルはメラガイアーを唱えた。
人形に19999のダメージ!
教官「バカな!何だこの魔力は!」
訓練生「すごい…。」
フォステイル「そろそろ帰りますよ。どうもお邪魔しました。」
教官「待て!」
フォステイル「はい。」
教官「弟子にしてくだしゃい!」
フォステイル「だが断る!」
教官「ぴえん。」