謎のおじいさん「フォステイル君、信じてもらえないかもしれんが、ワシは60年後の未来から来たんじゃ。」
フォステイル「はい、信じません(0∋0)/」
謎のおじいさん「いや、そこは信じようよ…。ワシは今から60年後に、フォステイル君に命を救われたのじゃ…。ワシももう長くない。死ぬ前にフォステイル君に感謝の気持ちを伝えたくて、未来から来たんじゃ…。」
フォステイル「新手の詐欺ですか?(⌒_⌒)」
謎のおじいさん「いや、だから信じようよ…。ワシは60年後の世界で待っている。だから、フォステイル君は必ず生きて……ワシに……。」
謎のおじいさんは消えてしまった。
フォステイル「頭のおかしな人が現れたものですね。今のが本当だとするなら、未来の私に感謝すればいいのに、何で過去の私なんかに…。さて、今日は久しぶりにツスクルの村で授業するふぉす!」
フォステイル「久しぶりに教師として働けるふぉす♪やはり本業はいいですね(⌒_⌒)」
男の子「……。」
私たちは、何処かで既に会っているのかもしれない。
すれ違う人々も、いつか未来でまた会うのかもしれない。
そんな奇跡が起こるからこそ、この世界は素晴らしい。
完