この日誌にはver3、5後期のネタバレが含まれています。
まだストーリーの終えていない人は戻ることをオススメいたします。
というわけで、利用規約を見ましたがストーリーのネタバレに対して特に規制はなかったので
ストーリーを回想しながら、考察していきたいと思います。
↓↓ここからネタバレ有↓↓
今回、ver3、5後期には良かった点と悪かった点がハッキリとでていたなと思いました。
良かった点
・演出の強化
・メッセージ性
・王道を行く
悪かった点
・キャラクターの心理描写の少なさ
・伏線回収の手抜き感
・バランス
といったところでしょうか。
回想しながら振り返りたいと思います。
多分この日誌は前編・後編に分かれます。
まず一番初めにエステラの教団へ行ってみるイベントからスタートしましたが、ここですでに違和感を感じました。
エステラにとって、居場所であり家族のようなナドラガ教団を破門され、相当精神的に参っているのではないかと思っていたところ
案外、そうでもなく私たちは歩み出さねばなりません!と既に教団が間違っていたことを受け止め、指摘する。
まずエステラのようにナドラガ教団という自分の価値観であり、全てのような場所が間違っていたことを受け止めるのは相当な覚悟がないとできないと思うのです。
一度は戦ったとはいえ、自らの意思ではなく操られていただけで
私はこれをエステラの人気を落としたくなかったからではないか、と読みました。
つまりは悩み、苦しむエステラが主人公たちを止めたり、あるいは教団に従うところを見せすぎると
エステラはなんなんだ、ストーリーを妨害したいのか、といった批判が生まれ、ストーリーの足枷になるからではないかと感じたわけです。
たしかにストーリー上、エステラが動かないとこのストーリーは進みません。エステラが竜族の意思となる必要があったわけですな。
しかし、ここまで多くのストーリーがあり、エステラの登場も多かったことから、エステラ個人についてもっと知りたいと願うプレイヤーも多かったはず。
今回の省略はエステラファンにとってはなんとも残念であり、ストーリーの構成次第では生かせたテーマではないかと感じました。
次に、ナダイアお前なんでそこで出てきたの件。
散々黒幕ぶったあげく、人を操る能力もあり
こいつはしぶとく生き残ってきそうだ、とたかをくくっていたら
真の目的を達成(ナドラガの復活)する前に、なぜか主人公たちの前に現れ、正々堂々と戦い、敗北。
そしてあれほど非人道的な手段を使ってきた割には、俺はこんな道しか選べなかった、と言い残して四散。
最後まで外道であってほしかったし、神の器を奪う時は人を操って、うまく出し抜いたのに、奪われるときは正々堂々と戦って負けるって……
いやいや、ここまでうまく頭をつかってやってきたあなたらしくないですよ。と感じました。
後編へ続く