後編へ移ります。ストーリーネタバレあります
↓↓ネタバレ有り↓↓
次にクロウズや兄弟が予知していた未来。
つまり主人公の死の未来
これが今回のストーリーのターニングポイントに違いないと、どんな展開になるのかわくわくしていたら
なんかあっさり殺された。
しかも殺した犯人は誰かと思えば、私が最終決戦前に書いたラスボス候補の一人で
あの怪しすぎる犯人に騙されてあっさりと殺されてしまった。
いや、死ぬ展開はかまわない。ここからどう生き返るのか、どんな展開になるのかと期待していた。
アンちゃんが必死に蘇生させようとするムービーは多くのプレイヤーも感動したと思います。
私もそこまでは良かった。
しかし、ここから諦め始めた神の器たちを遮って、私が代わりに死ぬから助けて!!とアンちゃんが剣を突き立てる。
これは天国でアンちゃんが連れ戻しにきてくれたりするのかなとか思っていたら
突然、私たちならできるかも!?と光った手を掲げて神の器たちのイベントが始まった。
おいヒューザお前絶対そんなキャラじゃなかったろみたいな台詞をはいて、復活。
これにはさすがにうーんってなりました。
主人公は一度死に転生することでドラクエ10の物語は幕を開けます。
主人公の死はそれほどプレイヤーの心に深く焼き付いており、主人公が死ぬ未来を予知されていた段階で、また大きなことが起きるのではないかという期待もありました。
それだけにあれほどの伏線を張られていたのだと思っていましたが、ストーリー上の役割のために殺されたというのは附に落ちません。
この前後は3、5後期の中で最も酷かった印象が強いです。
このあと、オルストフによって創生の霊核まで奪われましたが
いやいや、そもそも結界張ってた場所に突然現れて奪えるなら、最初から創生の霊核を奪い返しとけよという。
というより、もはや創生の霊核をストーリー上、クロウズたちが奪う必要性すらあったのか疑問。
神の器が白マントに奪われて始まったver3
神の器を奪い返したあと、また神の器を奪われ
そして、また神の器を奪還するという点もストーリー上、行ったり来たりしすぎて無駄が多い。
この最終決戦のストーリーはともかく
やはりそれまでのストーリーにおいて構成に失敗しているのではないでしょうか。
プレイヤーが多く減ってしまった時期と、運営が11に力を入れるようになった時期が皮肉にも重なっており、これは偶然ではないといえるでしょう。
このあたりからストーリーにも悪い影響がでていたと予想されます。
とはいえ、終わりよければ全てよしで
ストーリー終盤の盛り上がりはとても良かったと思いますし
神話の時代を終わらせて、次の子孫たちに任せようというメッセージ性もまた胸にくるものがありました。
できればナドラガ本体と戦いたかった気持ちもありましたがね。
未だにプレイヤーたちの間ではver2の人気が高く、ストーリーも絶賛する声が多いです。
ムービーの力のいれようもすごいですよね。
勇者覚醒の光がOPとつながる瞬間なんかは鳥肌が立つシーンでしたよね。
ver3も11とかぶってしまった不運もあったことを踏まえて決して悪くなかったと思いますが
ver2が良すぎたとはならないように考えたい。
ver4では現行のシステムを打ち砕くくらい強烈な修正や方針転換があっても私は支持します。