フィンの冒険日誌

よく来たな　我が弟子よ。

なに？弟子になった覚えはないだと？
釣りをやるものは皆我が弟子だ！
報酬は用意しておくから仕事を・・・いや、今はいい。
すまんな。大物が釣れず少し焦っておるのだ。
どうだ？フィッシングコンテストは楽しんでおるか？
さて、長文を読むのが苦手な弟子もおるだろう。先に結論を言っておこう。
約３，０００匹を釣ったデータから、ランクインを目指すためにはゴブルでマダイを釣るのが良いと判断した。
残り２日はゴブルでマダイを釣ることにする。


マダイばかり釣り続けて疲れたであろう。
時間のある弟子は休憩がてら読んでみるがよい。



さぁ、コンテストも残すところあと２日だな。
普段釣りをしない弟子たちも沢山参加してくれて嬉しいぞ。

これだけ沢山旬のマダイを釣ってくれてむす・・・師範も喜んでおる。私からも感謝するぞ。
これほどデータが揃っておればお偉い方連中も文句はなかろう。
まったく頭の固い奴らめ。スイカは魚だと言い張るくせになぜ旬の魚を魚と認めないのか・・・
ああ、すまん。こっちの話だ。弟子が気にすることではない。



旬のマダイの話をしよう。

最初にも言ったが私もまだ大物が釣れておらん。
キングサイズはおろかビッグサイズもまただ。

残り２日、もう一度データを整理してみるとしよう。
念のため言っておくが、これは私が集めたデータから考察した話だ。当てにするもよし、しないもよしだ。自分で判断するのだぞ。


昨日までに釣った魚は３，１６８匹だ。うち黄金が８８匹釣れた。
前回も言ったが私はデータ収集のため竿１本ごとに釣り場所を変えておる。コルット→ゴブル→プクレットというふうにな。

釣り場別の黄金の割合は、
コルット　：３．２１％
ゴブル　　：２．８９％
プクレット：２．２８％
だな。


やはりコルットのほうが他と比べて黄金が釣れやすいが、ゴブルが前より割合が高くなっている。
数パーセントの低い確率だし当たりが良ければこれぐらいは誤差になるのかもしれんな。
しかしコルットとプクレットでそれなりに差があるということは釣り場によって黄金の釣れる確率が多少は違うのだろう。

しかし黄金が釣れたからといって必ず大物が釣れるわけでもない。
やはり数で勝負するべきだろう。



前にコルットでは他の地方に比べてマダイ以外の魚が掛かりやすいという傾向もある。という話をしたが覚えているか？

これまでに釣ったマダイを使った竿の数から計算するとマダイが釣れる確率は、
コルット　：７１．６％
ゴブル　　：８４．５％
プクレット：７８．１％
となる。

師範によると『天候が荒れると旬の魚が多くなる』という説がある。

すまんが天候までは記録しておらんのと、逃してしまったマダイの数も記録しておらんから上の数値は参考程度になってしまうが、ゴブルでマダイが釣れやすいようだ。


理由については推測になるが、他の魚の数とレア度、それからやはり天候が関係していると思う。

コルットとゴブルはともに他の魚が６種類おるのだが、コルットではレア度が全て２以下、一方ゴブルはレア度５の魚が２種類おるのだ。
プクレットはレア度が全て２以下だがあそこは通常３種類しか釣れぬ。

マダイとの関連性は分からぬが、種類が少なかったりレア度が高かったりするとマダイが釣れやすくなるのではないだろうか。


次に天候については体感になるが、ゴブルは他の地方に比べて荒れやすい気がする。あそこでは竿１本釣っている間に必ず１，２回は荒れてくる。気がするのだ。弟子たちも覚えはないか？


こういったことが要因となって上のような割合になっているのではないかと推察する。
天候を記録しておらんかったのは失点であった。許せよ弟子よ。

「えくせる」を見せられないのが残念だな。良ければ「つぃったー」を見るがよい。
@fin_DQ10



ピタリ賞については昨日までのデータで釣れる確率が０．０５２％、やはり約２０００分の１ぐらいだろう。
ちなみに私は昨日までにピタリ賞のサイズを４匹釣りあげたぞ。

確率の問題だからな。仮に１％だったとして１００匹釣らなければ出ないというものではない。
だが多少は運がいいほうなのだろうな。その運をランクインに使ってほしいところだが・・・。


ランクインについてはなんとも言えん。極小と言わざるをえぬが無論可能性がないわけではない。


どのみち数を釣るしかあるまい。となればやはり数で勝負できそうなゴブルに賭けるしかないな。
ピタリ賞がまだの弟子たちと、ランクインを目指す弟子たちはともに頑張ろうではないか。 ん？いつもの服はどうしたかだと？
まぁアレだ。弟子たちも話ぐらいは聞いておろう・・・。
個人的に勝手にやっておることだ。気にするでない。