フィンの冒険日誌

よく来たな　わが弟子よ・・・
どうだ？フィッシングコンテストは満足な出来となったか？ ん？元気がなさそう、だと？
そうだな・・・少しマダイを釣りすぎて疲れておるかもしれん。
今年は本気でランクインを目指し、去年よりも多く釣ったからな。
コンテストが終了して気が抜けてしまったのかもしれん。
心配するな。すぐ元に戻る。なに、やることはいくらでもあるのだ。

せっかく来たのだ。今回の私の釣果でも聞いてゆけ。


まずこの期間中に釣ったマダイの数は４、６３２匹だ。うち黄金は１２７匹。
全体の２．７５％が黄金であった。

最大サイズは１３８８．８ｃｍ、最少は８７０．８ｃｍだ。
これはともにノーマルサイズだな。

今言った通りキングはおろかビッグサイズも釣れてはおらん。
当然ながらランキング外だ。ここだけが悔やまれるところだな。


壊してしまった竿の数は１９３本だ。
マダイを釣るためとはいえ全弟子分の竿を用意するとは師範もなかなか大変だな。

しかし弟子たちのおかげで１，５００万匹以上のマダイのデータが揃ったぞ。
正確な数はわからんがあのペースであれば倍ぐらいの数は釣れているのではないか？

十分なデータが揃ったと師範も喜んでおった。感謝するぞ。
私も少しは貢献できたと思うのだがむす・・師範からは何も声をかけられておらぬな・・・。
まぁ良い。


あとはピタリ賞のサイズが６匹釣れた。
複数釣ったからといってなにかあるわけでもないがな。


まぁこんなところか。


今回はかなり気合を入れてがんばったのだがな・・・
少々疲れてしまったので少し休憩してから通常の業務に戻るとしよう。

おっと、がんばった弟子たちはもちろんそうでない弟子たちもしっかり体は休めるのだぞ。
健全な肉体なしに釣り道を極めることはできん。

至高の釣りには健全な肉体と精神、根気、そして良い魚を引き寄せる強い幸運が必要なのだ。
私もまだまだ釣り仙人の域には達しておらぬということだ。

今後新たな境地の開放や新しい釣り場、見たこともない魚も現れてくることだろう。
弟子たちよ、ともに釣り道を極めていこうではないか。