よく来たな 我が弟子よ。
なに!?ハルモス以外の弟子になった覚えはないだと?
たしかに窓口はハルモスが担当しているが、弟子たちは皆全て老師部共通の弟子だ!細かいことは気にするでない。
ああ、だからといってどこかで私や他の老師に依頼の魚を渡されても困るぞ。魚の依頼はあくまでも育成支援課のハルモスの担当だ。悪いがちゃんとレンドアまで持って行ってくれ。
今日はえびせんについて話そう。
前にも言ったが、これはあくまで私の考えだからな。参考程度に聞くが良い。
今までのコンテストでは旬の魚と同じ形で色が異なる黄金種が釣れていたのだが今回は異なるようだ。
私の目が確かなら20cm台を中心とした棒状の物体が釣れている。
色は百歩譲って黄金と言っても良いかもしれんが形は旬のエビには程遠いな。
いやしかし美味いなこれは。サクッとしており海を思い出させる塩味とエビの風味がなかなかに良い。
やめられないとまらないなこれは。
おっと失礼。
ともかくこれまでの黄金種とはだいぶ異なるようだ。
師範もサンプルを欲しがっておったしがんばって釣るとしよう。
むっ!?まさか師範のやつめ、これを独り占めしようとしているのではないだろうな!?
今度小一時間問い詰めておこう。
さて、コンテストも期間の半分を過ぎた。
私はここまでで50本のえびせんを釣り上げておる。
えびせんを含む旬のエビに対するえびせんの割合は2.5%となっておる。
これは前2回のコンテストでの黄金種の割合とほぼ同等だな。
そして同じく場所によってわずかに割合が変わるのだが・・・、
やはりサンプル数が少ないのでな、誤差の可能性もあることだし詳細は割愛しよう。
サイズについてはさっきも話したとおり20cm台が多いようだ。
これまで私が釣れたサイズでは最小は20.0cm、最大は32.7cmとなっておる。
50本中ビッグサイズが5本釣れておりビッグサイズで一番小さいのは31.5cmであった。
50本中ビッグサイズが5本釣れているということは、通常の魚のようにキングサイズが釣れる可能性も十分あると思われる。
どんなサイズのえびせんが釣れるのか楽しみだな。食べきれるだろうか・・・。
なお最小サイズについては10.0cmであると考えられる。
話によるとおさかなコインの交換基準枚数は810枚ということだ。
私が釣った20.0cmのえびせんは1620枚であったが、おさかなコインの枚数は渡す魚の大きさに比例する。
何本かのえびせんの大きさとコインの枚数から逆算すると、最小サイズは10.0cmとなった。
えびせんについては今回はランキング対象外であるが、できればキングサイズも最小サイズも釣っておきたいところだな。
さぁ、コンテストも残り半分。
弟子たちよ、まだ見ぬサイズを求めともにやりきろうではないか。