ん?どうした弟子よ?
老師部に入るにはどうすればいいかだと?
老師となるためには相応の知識と技術、そして何よりも釣りを愛する心が必要だ。
まずは各地を巡りキングサイズの魚を釣ってみるが良い。そうすればおのずと知識と技術は得られるだろう。そして釣りを愛する心が生まれたならば、我ら委員会の門を叩くがいい。
試験に合格すれば晴れて老師部の仲間入りだ。
ただし、前にも言ったが老師部に入ればこの見た目になることを求められる。それを忘れるでないぞ。
ふむ、ついにコンテストも終わってしまったな。
どうだ弟子たちよ、満足できる釣りができたか?
私は・・・まぁ大漁だったとだけ言っておこう。
今年も夏が終わってしまうな・・・。
さて、マンタプリズムがもらえなかったからといって落ち込んでいても仕方あるまい。
調査研究課として報告書を作らねばな。
まず釣りをした回数は5160回、釣り竿172本分だ。
内訳は旬のエビが4252匹、えびせんが110本、他の魚は798匹だった。
旬のエビとえびせんが掛かった確率は合わせて84.5%となる。
ただし、この確率は場所、天候により異なる。
詳細はここでは省くが、ミューズで低く、ゴブルで高くなっていた。
また荒天になるほどこの確率は高くなる。
ゴブルでは荒天時の確率は92.1%となっていた。
師範の言う通り天気が荒れるほど確率が高くなる、ということだな。
ピタリ賞については2匹釣りあげることができた。
予想される確率が1500分の1、ということを考えると少々運が悪いが妥当なところだろう。
今回入手できなかった弟子たちは次回がんばるのだぞ。
今回も弟子たちのおかげで貴重なサンプルをたくさん入手することができた。
師範部も満足しておるだろう。代わって礼を言おう。
さて、噂では新しい釣り場が見つかったとの話もある。
未知なる釣り場、未知なる魚を追い求める旅に戻るとしよう。
ではな。また会おう 弟子たちよ!