リュララの冒険日誌

※注意・この日誌内容はネタバレがあります。

＜この先を安心して読める条件＞

・クエスト『最後の神話の戦い』をクリアしている

この条件を達成していない方は、ネタバレ内容を含みますので申し訳ありませんが閲覧を避けてください。ご迷惑おかけします。








○滅びの街

ロンパさん同盟とチャットルームで報告し合いながら、私たちも闇の溢る世界の深層に向かいます。
「滅びの街」と呼ばれる場所にたどり着き、皆で外界から遠く離れた地の底に来たことを実感します。
私たちリュララ同盟8人のうち、ここまで一度は来たことのあるメンバーは4人です。つまり、半数の方は初めてこの地に来たメンバーです。
私も初めての時は緊張しましたが、大勢で来ているので心強くもありました。
しかも、今回は2つのパーティ同盟で挑んでいます。別々の場所とはいえ、心強さも2倍です。

ロンパさん同盟はいち早く決戦に入り、私たちはチャットで応援しました。
私たちもようやく最深部にたどり着きました。ここにはHPMPを全回復できる不思議な泉があります。
私は事前にその存在を少し説明していましたが、くろすけさんはタイミング悪く直前に大量のまほうの小びんを使ってしまいました。
それをみゅうさんにひやかされ、決戦前に和んだ雰囲気になりました。

そしていよいよ扉は開かれて、16人の時の王者たちは最後の戦いに挑みます。
すでに戦闘中にもかかわらず、ロンパさんチームからの激励を頂けて、とても勇気付けられました。
『最後の神話の戦い』の始まりです。
○滅びの間

中に入るとおにこんぼうとの戦いになります。
その光景は、ここに来たことがない方でも、誰もが見覚えのあるものでした。
ようやく私たちはいつも見ていた場所にたどり着いたのです。

さっそくパラディンさん3人が盾になり、安定した戦いになります。幸先のいい前哨戦です。
やや余裕があると判断して、私は部屋の右に花が咲いていることをみんなに伝えました。
前回の決戦で目に入ったものですが、やはり見間違えではありませんでした。
部屋の前の泉に捧げられていた花と同じものでしょうか。
災厄の王に残された一片の心を象徴しているように見えました。

もっとも、そんな感傷にひたることができたのは後になってのことです。
なぜなら、この後私たちは地獄を見ることになるからです…。


○最後の神話の戦い

おにこんぼうを倒した私たちの前に、異形の怪物が現れます。
幻影でない、真の災厄の王です。
ソロで出会っていたら、見ただけで逃げ出したくなりそうな恐ろしさです。

でも今は頼もしい仲間が8人も揃っています。
パラディンさん達がすぐに盾に入ります。
私たちのパーティは、パラディン3人が守り、僧侶3人が回復、魔法使い2人が攻撃する、もっとも安定した形です。

しかし…

滅びの間は阿鼻叫喚の様相を呈しておりました。
災厄の王が一度行動するたびにしかばねが増えました。
生き残った僧侶さんが必死に回復・復活させます。
また災厄の王が動き、複数のしかばねができます。
そして僧侶さんが回復に回り…

全滅しました。

リュララ同盟敗北です。門の前に8人のしかばねが放り出されます。
以前は一度敗北すると、落陽の草原に戻されていたのですぐに再戦ができるのがわずかな救いです。

安定して戦えなければ、とても攻撃に回れません。私は効きづらいのを承知でヘナトスを狙うことにしました。
壁が作れず結果的にパーティが散開してしまったので、ビィクトリカさんから隊列についてアドバイス頂けました。
気を取り直して再戦に挑みます。

災厄の王が腕を振るい、魔瘴を漂わせ、地獄の雷を呼び起こし、闇の光を放ち…
またも敗北してしまいました。

僧侶さんたちのがんばりで15分以上粘ったものの、攻勢に転じることができず、あのままでは時間切れは必至でした。
負けた原因がわからない限りは続けていてもせかいじゅの葉を浪費するだけになるので、私も次に負けたら出直すしかないと考えていました。

しかし吉報もありました。
ロンパさん同盟はすでに勝利していたのです。
私たちの連敗を知り、応援して下さいました。

闇の溢る世界には、ひとつのパーティ同盟しか存在できません。だから全滅しても自分たちで生き返るしかありません。
でも今回は、場所は違えど2つの同盟が同じ試練に挑んでいるのです。離れていても心は一つです。
勝つ糸口はまだ見えないものの、立ち止まっていても仕方ありません。
ここまで来たからには勝ってみんなで帰還をお祝いしたいです。
【ネタバレあり】16人の時の王者 4.帰還