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ドラゴンの女神

ポン・ポコナ

[ポン・ポコナ]

キャラID
: PF164-728
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 131

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ポン・ポコナの冒険日誌

2024-09-28 19:29:24.0 2024-09-29 08:33:22.0テーマ:その他

愛の記憶の糸を紡ぐ、聖女の名はリーラ 終章 上

…森の奥深く

優しく揺れる木々の幻想的な木漏れ日を受け
ほんのり赤い世界を見つめながら
仰向けに転がる女性は静かに終を待つ

『吟遊詩人などともてはやされ…』

『啓示に従い、帰らずの森…』

『導きはまだ続いているのに…』

『詩のひとつも出てきやしない…』

その昔、竜の生贄になったリーの伝説に
登場する竜の竪琴を手にした者は
時を遡り世界を変える力を得る。

詩人リザは竪琴に問いかけ
共鳴し、運命を変える力を求めたのでした。


終章 刻の歪 『ふぁ~…よく寝た』

泉の縁で寝転がるリーラは
ムクリと起きた。

なにやら妖精たちがコソコソと騒がしい。

チラチラとリーラを見ている。

リーラは会話に聞き耳をたてた。

『…倒れちゃったよ』

『…どうする!』

『もう少しなのに…ネ』

リーラ『その話、詳しく聞かせてもらおうか!』

グワシと妖精を捕まえて
見下ろすリーラの目は、いじわるに本気だった。

リーラ『なるほど、竜の竪琴にそんな伝説がね…
    では奏でながら迎えに行こ~!』

相変わらず、ノー天気なリーラなのでした。

……

リザ『…詩が、聞こえる』

いよいよ召されるのかと
天を仰ぐと…少女が。

リーラ『やあ、迷子かい?』

リザ『…』

リザは、そのまま意識を失った。

リーラ『おい!妖精!なんとかしろっ!』 妖精たちによって泉に運ばれたリザ

導くとは…

…身勝手なものである。

帰らずの森などと
いつから呼ばれていたのか…

リーラがこの泉に来てから
初めての来訪者なのでした。

リーラ『キレイな人だね~私に似て。』

『エ…コソコソ…エルフだよ…』

リーラ『うるさい』

妖精たちは、穏やかに
そして、鋭くツッコミを入れた。

ほどなくしてリザが目を覚ました。

リザ『生きてる?』

リーラ『うぇ~るか~む…』

ちょっと舞い上がっているリーラ。

リーラ『うちの妖精が失礼した!』

妖精たちがリザを導いたことや
リザがここへ来た理由を話し合った二人は
すっかり仲良しになり。

リザの弾語りが始まるのでした。 その詩は

戦場から帰らない夫を思う
悲しく優しい詩から

詩で世界を変える
華やかな賛美の詩まで

素晴らしい詩はリーラの心を
突き動かすのでした。

リーラ『よし!竜の竪琴あげる!』

ざわざわ…

妖精たちがどよめいた。

リーラ『おうじょのあいをつくりにいくぞ!』

リザ『それならば心当たりがあるので…』

新しい歯車によって動きだす刻。

歪ゆく時計の針は

どこを示すのか…

          続く
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