「金は命より重い…!」
会場に響く強い怒気をはらんだ演説に自分の背中に冷水を浴びせかけられたようだ。。
今回のEPPはリベンジャー企画。1年に一回リーグなどのギャンブルで溜まった負債を返すために企画されるイベントが始まった。
いつもなら進行役のEPPNo.2の副会長が不在。どうやらゲームに負け焼き土下座の上降格されたようで眼鏡のアイツつまり黒崎が進行役をしていた。
まずこれを見て欲しい。
かぼちゃのかぶりものを着させられた道化師達。彼らは特に債務額が大きなものたちで負ければすぐに何処かに連れて行かれる一歩手前なのだ。
写真でわかる通り参加者の過半数がギリギリの状況ということでこんかいのゲームは相当危険ってことがわかる。。なお、一番後ろにいるのは出資者達で我々債務者の阿鼻叫喚を楽しむためだけに来ている。くっ。。、俺たちをなんだと思ってやがる…!!
ここで会長からゲームの説明が。。
「この地上は、苦しみのたうつ怨嗟の声に溢れておる」
「十人・百人の呻きが…一人の豊かな生活を支え…」「一人の豊かさがその十人・百人の希望だ…それがこの世の仕組み…」
「ところが…世の中にはそれではいかん助けなければなどと…言い出す輩もおって…」
「わしは実に…こういう連中が嫌いでの…」
だめだ。。運動会の校長先生より話が長い。。。
一人、また一人と眠気に誘われている。。
しかし、ルールを聞かないのは死を意味する。。なんとか気合で起きて聞いたルールは鉄骨渡り。。。
馬鹿野郎!!死んじまうじゃねえか!!
と、誰が抗議できるのだろうか。。我々弱い債務者達は黙って付き従うしかなかった。
因みにレースは阿鼻叫喚。このピラミッドの鉄骨を渡る途中のカーブで2割が落ち、最後の直線で1割が文字通り奈落の底に落ちていった。。。
「もし本気でそう思っておるのなら、さっさと金を送ればいいのだ」
会長の言葉思い出す。だから無いもんは無いんだって。。。持たざるものは命まで奪わられるしか無いのか。。。!!?
落ちていった奴らはどうなったかって?
ここに証拠写真をあげる。
この用に参加者(除く出資者)達に横たわる死体を埋めさせて処理させている。。。
ここはピラミッド、死者が眠るにはちょうどいい。。。。
なんとか生き延びたものは最後会長を称えるイベントに連れて行かれた。。普通、逆じゃねぇか。。。
生き延びたものを讃えろよ!!!
この用に会長を囲んでその功績を讃えました。こいつ。。ほんと気持ちよさそうだ。。
なんとか、今年も生き延びた私。 他にも生き延びた者たちの目にはこの恨みを静かに魂に刻んでいるようだった、。
いつかなってやるんだ。。。
皆で。。。
本物のリベンジャーを!
みんな一緒でリベンジャーズに!!!
EPPリベンジャーズ、来年秋開幕予定。
~BGM♪
(終)