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かわいい男の娘

アヤタチバナ

[アヤタチバナ]

キャラID
: YT861-800
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: ガーディアン
レベル
: 128

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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アヤタチバナの冒険日誌

2020-05-07 23:24:56.0 2020-05-10 22:58:20.0テーマ:その他

01[BIRD HUNT]-空賊強襲-5

フツキがアヤの横に付き、特徴的な形状の物を手に持つ。離宮戦での活躍が呼び水となり、一部の冒険者ネットワークで活発に情報がやり取りされ急激に出回りだした魔法杖の一種。棒というより筒。内部に魔力を充填し圧力をもってエネルギーを弾き出す[銃器]と呼ばれる代物である。その銃口を、指先の延長としてアヤの横顔に指した
「タチバナ君に、何かしたな」
「あいや、まぁそのぉ、ナニカシタとかドウカシタというか確かに雪の下?...」
アヤが怪しい言葉を吐く度気不味い空気が漂う。フツキの目付きも険しくなってゆく。が逆にルクレツィアはアヤのリアクションにクスクス笑っている。まさか目の前にいるのはボク本人の変わり果てた姿だとは誰も思わないだろうな
「へっへぇ...くちゃみれそ...」
「緊張感の無いネェちゃんだなぁ」
「...イイ加減にしろ!」
「へっくしょんッ」
ちょっと脅そうとしたのだろう。コケ脅しではアヤが動じないと見て、その銃器の威力を目の前で見せて詰問を円滑に行おうとフツキは思ったに違いない。正に眼前を狙って火線が筒から解き放たれたのと、間抜けなアヤがクシャミをして頭を大きく前へ動かしたのは、ほぼ同時だった...
「ぬわーーーっっ!!あぁにちゅんだお前ェェェェェェェッ!!」
「おいぃぃフッキー何やってんのっ!」
頭から煙を出しながら絨毯の上でゴロゴロ転がるアヤ。炸裂音が車内に響き、尋問の部外者たる乗客達は再びパニックに振り戻される。そして、コレを予想出来なかったフツキ自身も
「ちっ違うんだジンジン!ていうか何でよりによって今頭動かすかなぁ!おまけに至近で直撃なのに何故無事なんだ君は!あっあんなの食ったら頭なんてスイカみたく」
慌てふためくフツキの背後にルクレツィア
「フツキさん、アヤチャンさんに謝った方がいいですっ」
両手剣をハリセンに持ち替えての会心のツッコミ。後頭部にクリーンヒットしフツキも倒れ込み悶絶した。そして何故かマージンも監督不行届を理由にしばかれた。乗客達は思った。コレだから冒険者連中には関わりたくないのだと
「およ?アヤチャンさ~ん?どちらへ行かれましたか~」
ハリセン片手にルクレツィアが呼びかける。3人がボケとツッコミによる喜劇を終えたとき、その中に居たはずの女性の姿は無くなっていた。前方向のドアに視線を向けると、乱暴な音を立ててドアが締まった後だった。引き戸だったのだがアヤが与えた衝撃でドアが歪んでしまった。弁償なんて勘弁してくれよ...誰も見ていないところで再びボク達は入れ替わる
(もうイヤズラ!ご飯抜きされた上にネクラそうな奴にヘンな棒でいぢめられたっ)
「あっ帽子と刀...」
(そんなのイイじゃんッ嫁入り前の美少女フェイスが傷モノになったんよ?何だからアンタそんなに冷静なの?心配しないの?悲しくないの?悔しくないのぉぉぉぉ!?)
「キミは丈夫だから平気さ」
どうしてそんな事いうのォォォという頭の声と帽子という拘束を無くして頭上で暴れまわる髪も無視して前方に目を向ける。連結器の上に架けられた足場を越え先の車輌のドアに付く。小窓からは客車乗務員のエルフ女性を人質をとり立て篭るあらくれ風の大男が喚き散らす様子が見える。目出し帽で隠された顔の下は人間なのか魔物なのか判らない

「畜生ッ丸腰なら冒険者を無視出来ると思ったのにとんだジャマが入りやがる!おいネェちゃん!良い子にしてねぇと傷モンになるゼ」
マスク越しの大声と口臭を吐きかけられても乗務員は歯を噛み締めて耐えていた。自身が怯え泣き叫んでいてはお客様を精神的に追い詰めるばかりか、この男を喜ばせることになる。そんなことは絶対に嫌です。神様、どうか私に困難に耐えて立ち向かう力をお与えください
「...へへへ、中々耐えるじゃねぇの。そういういじらしいのは嫌いじゃねぇ。小柄なエルフってのが少々モノたりねぇが」
ろくな手入れがされずカサついた大男の指が乗務員の頬を撫でる。不快な感触に思わず肩が震える。その様子を見て大男の目は興奮に色めく
「こう華奢でもよ、やっぱ色気づいてるトコってあんだろ?やっぱ年ごろの女なんだしよ」
両腕を掴まれ乱暴に窓際の座席に押し倒される。大男の顔面が近づく。そのまま乗務員の胸部に顔を押し付け、恐怖を感じた身体から発せられる芳香を楽しんでいるようだった
「どのみちグレンまでは長いんだ。ズラかるにも人質が要るしよぅ。なぁ、お互い無事に家に帰れるようにココで互いを確かめ合おうじゃねぇか」
首筋を舌が這う。私、汚される。毅然と向かい合う決意をしたというのに、その信念が揺らぐ。恐い、誰か助けてと叫びそうになる。しかし誰もが目を背け、彼女と同じく肩を震わせて座席に打ち付けられたように動けなかった。この車輌に勇敢な冒険者は乗り合わせてはいなかったのだ
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