ユキ「いよいよ決戦か。」
シルファー「・・・・・。」
ユキ「ん?」
みさお「どうしたの?しるちゃん。」
シルファー「・・・・・。」
シルファー「少し待ってて。すぐ戻るから。」
ユキ「ん?おう。」
みさお「しるちゃん?」
【十数分後】
シルファー「おまたせ。」
みさお「おかえり・・・・・あっ!」
ユキ「お前、それ。」
ユキ「たしか、【めいんきゃら】って時空の決戦で着てた服だよな?」
シルファー「うん。」
ユキ「なんでわざわざ・・・」
シルファー「だって、ほら。ゆっきーも決戦なわけだから。」
「【めいんきゃら】としていつも先を進む私と対等な相棒でいたいから、だから同じ世界を追って旅するんだって、いつも言ってくれてる。」
ユキ「ああ。」
「私としてもその気持ちは嬉しいし、まあ負けることはないと思うけど、私もそんな相棒の旅に真剣に向き合ってるから。その証だよ。」
ユキ「シルファー・・・。」
シルファー「って・・・・。」
シルファー「なに後ろからアフレコしてんのかなあ、みさおちゃん!!?」
みさお「いやあ、しるちゃんってこういう時恥ずかしがって本音を言わなそうだから、背中を押そうかなって。」
シルファー「いらんわそんなの!!」
シルファー「ま、まあでもさ。」
ユキ「うん?」
シルファー「大体、言ってることは間違ってないから・・・・。がんばろうね。」
ユキ「シルファー・・・ああ。ありがとうな。」
シルファー「ん。」
みさお(エモい・・・。)