【ネトゲ玄人】シリーズ
ネトゲ玄人は知っている。『ネトゲは女性キャラクターの方が有利』である事を。
そんなエピソードを物語る一幕が。グレン1の募集「メタボス10週!女性無料!ハグメタかメタボス出してね!」
流石にメインキャラであるため一瞬躊躇したが…。すぐさま脳内スイッチをON。
「リアルが女性ならOKですか?^^」とさりげなく「アオちゃんアピール」。
チリンチリンとチャイムが鳴り「『募集主』から仲間のお誘いがあります!」
(おっしゃーっ!ゲット!持っててよかったアオちゃん!ありがとうアオちゃん!)
脳内設定。20代後半、子持ち主婦。フレに女とばれたくないからネナベ。しかし旨い話だったので乗った尻軽。
メンツは『募集主』、その『ツレ』の女性キャラ、『野良女』キャラと、野良の『私』4名。
主からフレンド申請が飛んできたので、即座に冒険者広場の「自宅の場所」を隠し「自宅ルーラ」を止めつつ承諾。
もう『ツレ』も『野良女』もどう見てもリアル男だよー。と内心思いつつ、ちくちくリアル情報を引き出してくる『募集主』とキャッキャウフフと楽しくお話し。そうしたら…。
募集主「メタキンあと27枚出せます!」
(キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!)
スレンの中の人「それは流石に悪いよ~。だからメインからありったけのメタスラ持ってくるね。」
スレンの中の人「後、超をありったけ出します!」
募集主「スレンさんは優しいなあ!」
スレンの中の人(良心の呵責とせめてもの償いであるという事は言うまでもない)
で、さくさくとこなしていく。
ついつい俺と言いそうな所をぐっと押さえて、一人称は『私』で通す。
募集主「『野良女』さんに、手作り弁当持ってきてもらいたいなあ」
野良女「ww」
スレンの中の人「えー、人妻ってだけで無視ですかー」
募集主「人妻って響き、いいね…」
スレンの中の人「うん、自分で言っててもちょっとなと思った」
(一同揃ってwww)
募集主「スレンさん。職場に手作り弁当持ってきてくれる?」
スレンの中の人「やだー。だって、旦那を愛してるもん」
といった、嘘八百な会話をツラツラと…。もっと募集主の踏み込んだ話もあったけど、そこは流石に割愛しておこう。
で、無事に37週回し切り、お別れの時がやってきました。
『野良女』(自称20代後半独身女。結婚は考えていない)は既にログアウト表示。やるなお主。
その後…。
中の人「今日はありがとう!なんかすっごく楽しかったです!」
募集主「またいこうね~^^」
中の人「ごめんなさい…リアルを求めている人はちょっと…」
募集主「リアルは求めてないよ^^」
スレンの中の人(うそをつけ、うそを。己に正直になれ)
スレンの中の人「それに…女としては正直怖いの。だからフレ切らせて貰います!あなたに良い出会いがありますように!」
しかし本当にすごいのは、最初のハグメタ10枚以外は一切何も出さなかった『野良女』だろう。これには俺も敬服し、フレ申請したった。手紙で「君、リアルは男でしょー^^」と送っといた。返信あるかなー?
この日誌も見るかもしれない。
そしてまた、『ツレ』(自称17歳女)は今後も『募集主』の財産をしゃぶりつくし続けるだろう。
でもこの二人がこの日誌を見る事は無い。何故かって?それはね、ブラックリストに放り込んであるからだ~。
これは、俺が鬼畜だからではない。可愛そうだから見させずにさせてあげようという慈悲であり配慮である。
というわけで、今回”も”ダメな話をしようと思う。
④リアル知人どころか私自身の話
隙あらばリアル女性と語り、直結厨を食い物にする輩も居る。
教訓④:玄人たる者「リアル女性を語る男キャラ」も信じるな!
WANTED!直結厨の男性諸君!このオーガ集団とこの男キャラには気を付けろ!
特訓元気玉無しで1職カンストしてウシシな中の人が、次のチャンスはい~つかな~♪と舌なめずりしているかもしれません。
なお、当方の行為は詐欺ではありません。それが何故か解る方は大したものです。
また同様にしてリアル女性の淑女様方へ。
…言うまでもなく、この手の人には募集の時点で近寄らないですね。はい。
P.S
「・・・オレを ひどいやつだと思うか」(グリフィス風に)
いやあ、タメになるMMOの話ですね!てかこんなに早くその2を書く事になるとは夢にも思わなんだ。
終わり。