「チャンスとくぎ解放編」
追憶の彼方にあった…Ver1.1での大惨事「メガザルロックフェスティバル」がフラッシュバックしたのは俺だけでは無い筈だ。
阿鼻叫喚地獄絵図だったあのロックフェス。少ない湧きのメガザルロックが出現する1クレーターに何百人。それが1エリア6か所程度。
しかも全鯖共通で、ほぼ全ユーザーがメガザルロックの奪い合いをしたあの日の事を。
俺は…白チャで叫んでいた「この仕様切った奴出てこいやごらあああ!!」
あの日にINしていたDQXユーザーは、運が悪けりゃLV50解放だけで一日がつぶれたもんだ。
さて、通称ロックフェスがSSSクラスならば、このガメゴンはAクラスだな。
何のランクかって?そりゃあストレス度だ。
ただ、押し寄せるユーザーの見積もりミスであるロックフェスとは違い、
「より強くなりたければ苦労しろ」という意図が窺える点にある。
クエスト内容は「ガメゴンロードの転生モンスターのガメゴンレジェンドを倒せ」。
これ、4重苦。
①やはり押し寄せる人の波。
②しかも転生モンス限定。
③ガメゴンロードですら強い。レジェンドに至っては気を抜くと全滅。
④怒り状態での逃げ。
![](https://cache.hiroba.dqx.jp/dq_resource/img/picture/fail/no_login_0.png)
最初は俺がスキル120まも。チョコ(バト)。残るはサポ旅&僧でこなしていた。
1回目の転生湧き。
はっきりいって甘く見ていた。この写真は麻痺Gを慌てて装備した図。
散々なぶられた挙句に怒り、ロストアタックが間に合わずに逃げられる。
2回目の転生湧き。
ブレスG、麻痺G装備。レジェンドが出現したら開幕で心頭滅却。
うん、こんどは行けそうだ…と思ったら、怒りからの即逃げ。ギャー!
プレイヤーの火力が弱く、また油断すると即全滅する頃に実装されたベリアルの怒りベホマを思い出す。頑張ってダメージを蓄積させてもベホマで全部パーとなるあの戦慄を。しかもやり直しと違って、今回は逃げるからよりタチが悪い。
そして…やはり転生。出ないときは出ない。その後も5分に1回程度しかエンカウントできず、出来たとしても転生モンスは現れず。
ピンクモーモン、バサラーナ、踊る宝石、リューイーソー、フレイム、そしてメガザルロックなど、モンスの取り合いでレベルや金策を行っていた時の、忘れ去られた技術を思い出す。
■■■ここで、おじいちゃんの知恵袋を紹介■■■
視覚で追いつつも、素早くコマンドを開いて「調べる」を行う。
そうすると、視覚外にいるモンスの正面を向くので、そのまま突撃。
こうやって他人を出し抜くのが当時の常識(←?)だった。
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ガメゴンロードが出現するエリアは雑魚モンスが多くてこの技は有効利用は出来ないと踏んでいたが、雑魚モンスが湧きにくく、かつ調べる範囲に湧くポイントを発見し、他者を出し抜くも、転生が出ねえええ!!!!
再びロックフェスを思い出す。そう、即席野良である。
しかもあの頃とは仕様が違い、PTメンバーはドロップであっても全員条件クリアだ!
「即席野良募集LV90ガメゴンレジェンド@2 職相談」
みたいな感じで、俺達と共に、何時間もソロで狩っている周囲の人々に伝わるように声を掛けるも誰も反応が無い。。。
あれここ、一人プレイ専用サーバーだっけ。そんなに一人がいいのかな…もしくはマゾなのかな…と思いつつ、緑玉を出したらヒット1件。ルムメンのきりぴんさんも誘って、俺、チョコ、きりぴんさん、現地調達の野良の4人で、ガメゴン分散戦術に入る。
2~3分に1回はエンカウントするようになったものの、転生がでねえw
![](https://cache.hiroba.dqx.jp/dq_resource/img/picture/fail/no_login_0.png)
6~7回目にして出る。殺る!もう何が何でも絶対殺る!
全滅しかかるも、きりぴんさんの僧侶必殺で奇跡的に立て直しつつ、怒りもしてないのに、行動前にはロスアタ連打。
そして、ついに倒した…。費やした時間、2時間半強。
![](https://cache.hiroba.dqx.jp/dq_resource/img/picture/fail/no_login_0.png)
クエスト主「ガメゴンレジェンドからはその生涯に1本しか取れません」
象牙かよ…。
クエスト主「しかしそんなことは本質ではありません」
としれっと言いのけやがったぜw
人間界だってそりゃあ害虫は残らず殺すが、一寸の虫にも五分の魂の視点で見た場合はワロチッチ。まものを愛するまもの使いや、セラフィが聞いたら怒髪天を衝くことうけあいだ。
で、その象牙ぽいものを中央の松明に投げ込んで、はいチャンスとくぎ習得。
少なくともこれ、強さに拘らない人は落ち着くまで待ったほうが無難よ。
即逃げもゆとり修正されるかもしれんし?
いやー、疲れた…。
〆
※2017年12月7日に追記
・きりぴんに敬称を付けていたのに時代の流れを感じる。
・上記のおじいちゃんの知恵袋、Ver4.0の白宝箱によりフィールドが活発になった今、再び使える技術になったのではなかろうか。