【悪の大辞典】シリーズ
遊びとは、あるはっきり定められた時間、空間の範囲内で行われる自発的な行為もしくは活動である。
遊びの目的は行為そのものの中にある。
それは緊張と歓びの感情を伴い、またこれは「日常とは別のもの」という意識に裏付けられている。
ホイシンガ著『ホモ・ルーデンス』
この概念はDQXという仮想空間における活動行為の全てに当てはまる。
●メイン職アピール
今となっては、己のアイデンティティの表現する為に使われる。
何時だって己の誉れとしての職がある。心の中にメイン職を抱いている。
●レベルアピール
努力を数値化したもの。以前はレベル上げは大変であり、
高LV者は尊敬と敬意を以て敬われていたが、緩和傾向の近年ではその限りではない。
●特訓アピール
以前は、延々とバングルを狩り続けるという苦行でしかなかった。
その頃はDQXを極め尽くした賢人として崇められていたものではあるが、
レベル同様、緩和の中にある。
●「いいね!」
日誌書きとしては、やはり「いいね!」をされると嬉しいもの。
ふと日誌を見て、意味合いは色々あれど、いいと思ったものはいいね!を押してあげよう。
●「w」
MMO黎明期においては最初はwから始まったが、
とりわけDQXではw1文字だと良い印象を与えないというイメージがあるのか、
wの数が複数で表現されている。
●「wwwwwwwwwwwwwww」
腹筋が割れるくらいにウケている。
これが日常茶飯事で溢れているあなたはフレに恵まれた幸せ者です。
腹筋が割れたらタダでライザップ状態だしいいことだらけ。
●ドラゴンクエストVISAカード
キッズタイムとは逆の意味で、大人に対しての優遇策。
DQXを運営するスクウェア・エニックスはいうまでもなく営利団体。
「夢が見たけりゃ金払え」が現実世界。だからキッズの皆さん、この施策は大目に見てあげて下さい。
●ネットストーカー
朝晩1日2回キッチリ畑の面倒を見つつフレンドリストからどこで誰と何をしているのか?
という行動を何時も監視していて、待ち伏せし、偶然を装い「お、偶然だね、どこか行こう」といい放つ。
ブラックリスト機能は把握しておこう。
●チート
サーバーに不正なパケットを送り、ゲームの挙動では決して有りえない挙動により、
他者より優位にゲームを進める行為の事を指す。
不正アクセス禁止法に抵触する為、悪質さ加減によっては被害者(運営会社)から訴訟を起こされる可能性有。
●マラソン金策
元手要らずで確実にゴールドを獲得できる貴重な金策。
洞窟内ドルボードや、偽レンダーシアでの飛竜等により、更に効率が良くなった。
何時も金に困っている方も、食わず嫌いしてないで挑戦してみては?
●社会人
×酒が飲めて実印を持っている。
○物の分別が付き、自分の発言に責任を持ち、自分の失態は自分でケジメが取れる人の事。
「社会人チーム」の募集要項は、これを実践できるかどうかに尽きる。
●理論値
冒険者たる者強くあれ。キャラクターを強化をするための、
各々のアクセサリーの限界値の事を指す。
日夜理論値目指して頑張ろう。無理しない程度に・・・ね?
●ガチ勢
ガチ(本気でという意味)で強さを求める人々。
耐性を整え、攻略法を研究し、プレイヤースキルを磨き、自己研磨の毎日。
有る意味、「悪さする怪物を退治する」冒険者の鏡。
●エンジョイ勢
強さだけにはこだわらず、ありとあらゆるコンテンツを楽しむ人々。
フレンドとの交流や、日常を楽しんだり、バカしたり、イベントを心から楽しんだり。
有る意味、「アストルティアを最も楽しみ尽している」ネットプレイヤーの鏡。
●コロ勢
「人間ほど面白い思考ルーチンは無い」を是非とし、
味方との連携を楽しみ、ライバルたちと剣と魔法により切磋琢磨し研鑽する人々。
血湧き肉躍るコンテンツではあるが、暴言はNG。コロシアムの試合は「スポーツ」です。
●相方
恋愛の対象として相手の精神と、美しい容姿を慈しみあい、愛を語りあう、
有る意味では究極のロールプレイ。「恋愛ロールプレイング」を実践する高尚な精神の持ち主達。
それがたとえリアルとキャラの性別が一致していなくとも、愛の形は十人十色。どのように映っても、温かく見守ろう。
●エルおじ
確かにネカマの揶揄する形容詞として使われるが、DQXは「ロールプレイング」である。
実際には男でも「女の子」を存分に楽しんでもいいじゃない?
こればかりは仮想世界だけでしか楽しめないのだから。
あらゆるプレイスタイルは誰にも否定出来ない。
己のスタイルが絶対であると我を通し、他者を非難しても、空虚であり何の意味もなさない。
「全てのアストルティアの民よ、エンターティナーであれ」
以上です。