?:それで、その洞窟に魔物の群れがいて襲われそうになったんだ
モウゾウ:はっはっは!なかなか面白い話だね!
二人の会話がきこえる。
イザナは二人の方へ近づき話しかけてみた。
イザナ:失礼します、新人冒険者のイザナと言います
はるっち:ん、俺はバトルマスターのはるっちだ
モウゾウ:私は看守のモウゾウだよ、こんなところに何かようかい?
イザナ:バグド王から、モウゾウさんに小包を渡してくれと言われて来ました
モウゾウ:あぁ!例のアレかぁ!届けに来てくれてありがとう!
イザナ:いえいえ
はるっち:例のアレって何・・・?
モウゾウ:ひ~み~つ♪だよ
イザナ:ところで、はるっちさんは何故ここに?
はるっち:えっ...と....それはだなぁ....つまりー...。
モウゾウ:四日前、船の貨物室に潜んで密航しようとしたが宝箱に隠れていたせいで見つかったみたいだww
はるっち:やめろよ、恥ずかしい.....
イザナ:もしかして、四日前の船って....グランドタイタス号のことですか?
はるっち:あ、あぁそうだが
イザナ:おぉ、自分もあの船に乗ってアストルティアに来たばかりなんです
モウゾウ:まさに運命だね!
はるっち:偶然だな、俺とお前には何か縁があるのかもしれない。
モウゾウ:今から剣術の特訓時間だが、どうだい?一勝負やってみるかい?
イザナ:はい!是非!
そう言い、イザナ達は訓練場へ向かった。