グレン城を出たイザナはヒカードを探していた。
イザナ「ヒカード、どこ行ったんだ・・・?そういえば集合場所決めてなかったなぁ」
広場や道具屋を見に行ったがヒカードの姿はなかった。
ふとイザナは思い当たる場所を思い出した。
イザナ「あ、酒場にいるかもしれない」
酒場なら情報収集にもいいだろう、ここにいるかもしれないとイザナは酒場へ向かった。
酒場に着き扉を開けよう手を伸ばしたら、反対側で誰かが扉を開けた。
「「あっ!」」
反対側で扉を開けたのはヒカードだった。
イザナ「探したよ、ヒカード。」
ヒカード「おっ!悪い悪い~今から合流しに行こうと思ってたんだよ~!」
どうやら予想通り酒場で情報収集をしていたようだ。
ヒカード「それでさぁ~!聞いてくれよぉ~~!!」
ヒカードが自慢げに話し始めた。きっといい情報が入ったのだろうと期待をする。
ヒカード「グレン領東に黄色くて大きい"太古のぬし"ってやつがいて、住人が困ってるみたいなんだ!」
イザナは少し固まった。
何故ならイザナもバクド王から同じ依頼を受けていたからだ。
ヒカード「えっ....えぇぇぇええええぇぇええ!!!???」
ヒカードは驚き叫んだ。
イザナ「まぁ、同じ依頼を受けたのならいいんじゃないのか?」
ヒカード「そっ、そうだよね!一石二鳥ってやつだよね!よぉおおし!!!」
イザナ「よし、それじゃあさっそく明日行っt......」
イザナ「え、今から行くの!!??」