ネタバレ注意!!!!!!!!!!!!!!!
バージョン7のストーリー完結してない人は絶対読まずに引き返してください!!!!!!!!
ちなみにとんでもなく長いので、ストーリー完結してる人も別に読まなくていいです!!!!
○ver6 は重要なフェーズだった
私はver6(天星の英雄たち)のエンディングまでプレイしたとき、この物語はこの先もっと大きい話を語る際に必要となるフェーズなんだろうなと感じた。そしてそれは今回のver7エンディングをもって回収されたのだろうと思う
・まずは英雄神について
これは言うまでもなくver7のラスト、創失から抜け出すために、彼らは神としてのチカラを惜しむことなく使ってくれた。これはver6で共に苦悩した物語が無ければ語れない話
・次に物語自体がかなり直接的に繋がってるという話
これまでのverに比べて、ver6-7はジア・クトという脅威をもって、わりとシームレスに物語が繋がっていた。ジア・クト、創失の呪いという共通の脅威をもったアストルティアとゼニアス。とこしえのゆりかごであるゼニアスにいくための前段階としてのver6の物語は重要な立ち位置だったと思う
・そしてDQ9との繋がりという面において。
とこしえのゆりかごと呼ばれる世界から、かつてルティアナが飛来してきた先で作られたアストルティア。その創造の過程を辿る上で、天界の存在は欠かせないし、その天界での物語も欠かせない。 ver6 のストーリーを経て、天使たちに不信感を抱いた冒険者も多いのではないかと思うが、それは思う壺であったと言える。だって天使なんて、人間と同じく神々に作られた一つの種族のようなものでしかないし、そもそも神々でさえ、こころはヒトと変わらないのだから。それを描くことこそがこの物語の根幹なのだから。ver6でそういった感想を持たせることさえもver7の物語への布石だったと言えるだろう
〇感想のようなもの
そんな感じで色々考えながら、改めてエンディングのシーンを見返して、ポルテの声に耳を傾けていると、目頭が熱くなるものがあった。ポルテ自身はアストルティアの化身であるとはいえ、神でもないただの一人の女の子なのに、こうして神々たちの苦悩により振り回され、あと一歩で世界を救えるところまで来たのに、大地が消え、自分自身も消えかけながら想うのは、楽しかった燈火の調査隊の面々。ver7.0-7.1まで
の楽しかった旅は、ver後半、気づいたら神やら女神やらの錯綜に振り回され、楽しいとはいえない旅になっている中、アストルティアを救うため、必死に主人公についてきた。なのにその結果守りきれなかった。ポルテが思い出すのは調査隊のメンバーたちの楽しそうな姿と、優しかったはずのゼネシアネーしゃま。最後の最後までゼネシアの優しさを信じたポルテの慈愛の心が、奇跡を起こす。
ver7.5 でラキは創失の主神ゼネシアに操られた狼たちを憂いて、それに応えるように継承者のオーブが顕現した
ver7.6でポルテは、アストルティアと自分自身が消えゆく中、主人公や調査隊のメンバー、ラキ、ネーしゃまを想い、涙を流し、その慈愛のこころによってゼネシアの元に継承者のオーブが顕現する
初見で通しで見たときは、最後の展開が怒涛過ぎて理解すら追いつかないレベルだったけど、改めて見返してポルテの気持ちを思うと、込み上げてくるものがあるなと思った。
いわゆる「箱舟シリーズ」における、神々の世界との関わり方、営み、この世界において神や天使とは何なのか、そして各主人公の立ち位置等。考えれば考えるほど物語の深さを理解できてきて面白いストーリーでした
戻ってきたポルテに、たらふく美味しいものを食べさせてあげたい
そういえば個人的にDQ9を強く感じたのは、原初の女神の間に生えた女神の世界樹を踊り場側?から部屋に入って見上げたときでした。周りにある石柱も相まって、「あっ。見たことある!」となりましたね。誓約の園に初めて来たときも同じくらい感動しましたけどね
→ちょっとだけpart5へ続く