グナモンの冒険日誌

つい昨日のことである。
暗夜と白夜、二つの国の狭間へ沈み入ったり、毛糸の世界で癒されたりと忙しかったのもあり
今週の試練の門の消化が済んでいなかったことに気が付いた。
しかし、正味な話、毎週プレイしていると試練の門にも飽きが来る。
野良で権利を売ろうにも最近は相場も落ち込んできたので旨味が少ない。
どうせだからいつもとは違ったスタイルで挑戦してみたいなぁ。
そういえば最近旅芸人ばっかりであんまり本職のレンジャーやれてないなぁ。



そうだ、攻撃手段をオオカミフェンリルだけに限定して募集をかけよう！




という頭の悪い思いつきのまま1鯖グレンで募集をかけたところ
この酔狂にわざわざ乗ってくれた心優しいレンジャーたち3人が無事に集まった。
ルールは至極単純、「攻撃手段はオオカミアタックとフェンリルアタックのみ」。
攻撃以外の特技、呪文であれば自由に使用して構わない。
オオカミフェンリルの宝珠にポイントをつぎ込み、きようさにくまんをかっ食らい
かわいい（∪＾ω＾）わんわんお！ たちと試練の門の主たちの
心安らぐ戯れ合いの、はじまりはじまり。






（∪＾ω＾）＜皆殺しにしてくれる






飛び散る黒霧！
飛び交うオオカミ！


硬質ボディなどオオカミの前には無意味！
スクルト？ ボーナス行動だ！


思い知るがいい！
ウサギなど所詮肉食獣に狩られる被食者であると！！

ところでタマネギは犬にとって猛毒のはずなので
オニオーンに襲いかかったわんこ達の体調が少々心配になる今日この頃である。
レンジャーキアリーないし。
レンジャーキアリーないし！！（黙示）
閑話休題。


フェンリルが2，3匹同時に飛び交う光景などそうそう見れまい！
守備力無視の前にはエレメングリーンなど葉緑素の抜け落ちた枯れ葉も同然よ！




……と、いった塩梅で。
こんなネタ企画いいとこゼドラゴンを倒せれば儲けものだろHAHAHA!
ぐらいに考えていたのだが。
驚くべきことに、やまたのおろち以外のすべての試練を突破できてしまった。
全滅はビッグりっきーでの1回のみ。

（※コメントにて第一レンジャーから指摘があったが、全滅なしだったかもしれない。
なにぶん記事主の脳味噌がオオカミより小さいので記憶が曖昧である）

げに恐ろしきはレンジャーのポテンシャル。
全員がベホイムを使えるのでHPの自己管理が可能であり
4人もいるがゆえにポルカの発動率がきわめて高い。
ポルカでHP回復を賄えるし、MP不足などまず陥らず、安定してスクルトがかかる。
あんこくのきりで幻惑、ヘナトス、呪文威力低下を入れられるのでどの相手に対しても
中衛職にあるまじきしぶとさが発揮される。
もちろんオオカミフェンリルなので、敵の守りの硬さなどお構いなし。
まもりのきり要員が4人もいるので、ブレス全般などただのボーナス行動でしかない。

あれ……もしかして、オオカミフェンリルって神スキルなんじゃあ……？（幻惑）

とまあ、平素の冒険にあるまじき光景の写真を見て頂ければわかるとおり、
非常に楽しいひと時を過ごさせてもらった。
突拍子もない挑戦に付き合ってくれた三人の野良レンジャーには感謝の言葉も見つからない。
レベル71の新米レンジャー入りでも互いにフォローし合ってビッグりっきーまで突破できたので
今回チャレンジしなかったやまたのおろちもその気になれば普通にクリアできるかもしれない。

（誤解を招かないように言っておくが、新米レンジャー君は立ち回りもしっかりしていて
立派に頼れる存在であった。たまにミスって通常攻撃してたグナモンとは大違いである）

いちレンジャーとして、ここにオオカミアタックとフェンリルアタックの可能性を示すとともに
サバイバルスキルを150まで振る人々の更なる増加を願うものである。
いや、ホント楽しかった……。