バスコ・D・がまだ。
全員賢者で挑む、真災厄の王討伐・・・。
その討伐隊の一員に、オレは選ばれていた。
アストルティアに存在する16賢者。
オレは存在しないハズの0番目の賢者として、参戦することになった。
・・・え?魔法戦士?なんのことです?
オレが集合場所へ着いた時にはすでに賢者たちが集合していた。
野良ヒューザよりさらに稀少、幸せを呼ぶ黄色いプクリポ、
P氏の目撃情報もあったようだが、オレとは行き違いになったようだ。
全員同じ職で挑む、真災厄討伐隊・・・
実を言えば、この手の企画に臨むのは今回で3回目であった。
僧侶、旅芸人での討伐は過去に経験済み。
それならば、今回の賢者での討伐はそんなに難しいものではないだろうと思っていた。
・・・そう思えるほど、賢者という職は強くなっている。
僧侶に次ぐ回復力に加え、イオグランデ習得後の火力。
もはや、真災厄ごときでは相手にならないだろう。
・・・そう思ってた時期がオレにもありました。
まさかの旧災厄で全滅。
うっそーん。
賢者を過大評価しすぎてたのか、災厄の王を過小評価しすぎてたのか・・・。
敗北を知った、賢者はここからが強い。
即座に敗北の原因を突き詰め、対策を練り、相手の実力を再分析。
全員の役割を明確化し、フォーメーションを定め、あらゆる状況を想定。
そう、賢者の最大の武器は回復力でも攻撃魔力でもなんでもない。
「賢き者」の名の通り、最大の武器はその頭脳なのだ!!
・・・という妄想をしてみました。
結局、なんの作戦も練らず、再度挑む脳筋野郎が8人いただけでした。
まぁ、勝てばよかろうなんだぜ!!
企画してくれた、ほむさん
共に闘った仲間たち
おつかれさまでした!