バスコ・D・がまだ。
先日のことだ。
冒険中に突然、ルームチャットというものに案内された。
続々と集まる緑色の人々・・・。
なんだ?何が始まるのだ!?
招集をかけた人物、それはドワーフをこよなく愛する娘、「そーこ」さんだった。
そして、そーこさんから祭りの案内がされる。
ドワーフの、ドワーフによる、ドワーフの為の祭り・・・
「ドワ祭り」開催のお知らせだ!!
あの普段は小さい女の子が、健気にも自分で祭りを主催する・・・。
なかなか出来るものではない。
俺も祭りを盛り上げるために、何か協力できることはないか?と考え、
とりあえず自分のドワフレに声を掛けておいた。
そして当日・・・。
俺のドワフレ、Dさんは来てくれた。
集合時間ギリギリになってしまった為、俺はさしたる説明もせず、現地で待ち合わせした。
ぞくぞく集まるドワーフ達。
みんな一様に浴衣にキツネのお面という姿。
Dさんは普段着だ。
Dさん「・・・聞いてない。」
だよね、そうだよね。言ってなかったね。
その後、主催者そーこさんから、開会のお言葉が。
そーこさん「今日何をやるか、全然知らない人っている?」
Dさん「全然知らないです・・・」
うんうん。ごめんね、言ってなかったね。時間なかったんだもん、しょうがないよ。
むしろ、そーこさんに謝りたい。
フレが来るからと、事前に自分だけ説明を受けてたのに、そのフレに説明出来てなかったんだもん。
マジ、ごめん。
そして、そーこさんから祭りの内容が明らかになる。
(Dさん以外はみんな知ってたんだけどねw、すまんねDさん)
今回のドワ祭りのメインイベントは、そーこさん考案の「笑ワラゲーム」だ。
カミハルムイの町に隠れているスタッフとアイテムを交換していき、そーこさんに早く辿り着いたものが勝者というもの。
そう、わらしべ長者のように。
それにしても、カミハルムイに隠れて?
おいおい、プレイ時間1000時間越えのがま様を舐めるんじゃねぇぜw
簡単すぎて、一瞬で見つけちゃうんじゃねぇ―の?
一等の商品は俺のもんだぜ・・w
・・・そう思っていた時期がオレにもありました。
いざ、ゲームが始まってみると・・その難度の高さに驚愕する。
いねぇ・・いねぇえええ!!
どうなってるんだ!?全ての家屋は見て回った!
落ちてる枝も取った!
だが・・まったく見つからない!!
結局、俺がゴールした時には、すでに9名もの人がゴールをした後だった・・・。
最初の意気込みは一体・・。
てっきり、商品など無いものだと思っていたんだが、なんとプレゼントは全員分あった。
俺はメタスラコイン2枚ゲット!
うおっしゃああああ!!!
さすが、そーこさん。偉い!!
授賞式の後は、大撮影会!
せっかく、これだけのドワーフに会えたんだ、友の契りを交わさねば。
俺は叫んだ。
「女の子で、まだフレになってない人~。急いで~。」
・・・何様だ。オレ、何様なんだよ。
ぶっちゃけ、こんなことを言ってフレになってくれる人はいない(特に女の子は)と思ってたが、
なんと、そんなオレに、フレ申請をしてくれた人が何人も。
お前ら・・・マジかよ。ありがてぇ!!
さてと、コイツどうしよ。
祭り会場に最後まで残っていたのは、俺とコイツのみ。
気まずい・・。
コイツとフレになっていいものだろうか?
がま「・・いちおうフレになっときます?」
「うむ。」
・・やっちまったのか?おれは。