バスコ・D・がまこと、BDG・コピーインコンプリートNO・13だ。
冥王ネルゲルを超える脅威として、世界中の人々を恐怖のどん底に陥れている「災厄の王」・・。
世告げの姫、ロディアの導きの下、選ばれた8人の勇者。
その勇者が全てドワーフだったのは偶然ではない。
遠い過去に繁栄を誇った二つの王国、ガテリア皇国とウルベア帝国。
その末裔である俺たちが討伐隊に選ばれたのは必然と言えよう。
数ヶ月前に冥王ネルゲルを撃破した功績が認められたのか、
討伐隊のリーダーにオレは選ばれた。
盟友そーこ氏が、ブレインとして活躍してくれ、隊の構成を考えてくれた。
かつて災厄の王に戦いを挑み、敗れていった数多の兵たちによれば、
災厄の王が繰り出す攻撃は非常に強力で、まともに食らえば全滅も免れないという。
知将そーこ氏が考えた奇策、それはパラディン・戦士によって災厄の王の攻撃を
完全に封じ、魔法使いの魔法により焼き払ってしまうというもの。
構成は以下の8人に決定。
パラディン2・戦士・僧侶3・魔法使い2
オレは戦士として参戦した。
エルトナ大陸は落葉の草原、光の河のほころびに集合した8人。
オレは隊を束ねる者として、みなを鼓舞した。
がま「オレ達ドワーフは他の種族と比べ、人口が少ないと言われているが」
がま「災厄の王を臨むにあたり、世界中から集められた勇者が皆ドワーフだったことを」
がま「オレは誇りに思う!!」
がま「勇敢なるドワーフの勇者たち!」
がま「かつて繁栄を誇ったオレ達の先祖がそうだったように」
がま「我々の手で世界に平和をもたらし、栄光を取り戻そうではないか!!」
オレの鼓舞に士気を高めたドワーフ達は、次々と光の河のほころびに飛び込んだのだった・・。
つづく