「じいや〜!」
ん?とうとう爺は目までおかしくなったのか?
いやちがうぞ!可憐な女性二人と妙にかっこいい男が爺を呼んでるぞ!
ええええ!マジか!手元まで狂ったか?
コースターに置こうとして珈琲カップ置いたら珈琲全然ちゃうとこ置いてる!!
ぎゃーーー!
部屋とTシャツと私が珈琲で茶色くなってしもたーーー!
「おお、やっほ」
見知らぬ男女にとりあえず挨拶。挨拶大事。
でもやべーぞ!試合突入しちゃうじゃねーか!
「がんばろーね」
見知らぬ女子…爺のこと知ってるのかな…
フレンドか?いやちがう気がする…
しかも爺はそれどころじゃねー!
「シニタイ…」
ごめんね、見知らぬ男女。爺死んで珈琲片付けたいです…
「あ、質問していい?」
とりあえず君たちはどなた?と聞こうか、
それとも爺珈琲こぼして部屋とTシャツと私なんですといおうか?
すると、
「だめ!!」
ええええ!可憐な女性よ!君…強気な女性だったのね…
だめって…そもそもなんでだめなんだよ…
爺の精神は試合前からかなり消耗しきっています。
試合はもはやあれくれ爺ッピーです。
とりあえず味方強いから前出ていこう。
そしたら死ぬだろう…
死んだらティッシュ取り行こう…
もう一回死んだらティッシュでまずキーボード拭こう…
もう一回死んだら今度はテーブル拭こう…
試合は爺がいろいろ掃除しているあいだに終了し、勝ったw
なんかわからんけど、この男女たちすげーうまいんだろうw
「もしもし、質問してもいいですか…」
結局この三人だれだ!!
「いいよ、聞くよ質問」
なんてかわいらしい上から目線女子。
爺きらいじゃないぜw
ええっと〜
「今日の晩御飯なんだった?」
え!?爺今なんて言ったの?我ながら自分の手を疑った…
なぜ見ず知らずの子らに夕飯の献立を聞いた!?
その情報は有益な情報なのか?
爺はそれを知りたかったのか?
老人の言動は常に謎!ミステリーです。
答えはいつも一つ!!
ではないと思います!!
一緒になった三人の男女。
覚えてなくてごめんよ、そして意味不明な爺でごめんねぇ。