そこは雷鳴降り注ぐ戦場。宿敵キラークリムゾンの装甲も剥げ落ち討伐まで後僅かという所…しかし…
「必殺無し!必殺無し!」ポロンが焦りを隠せず何度も叫ぶ
「必殺が来ない!ここまでなのか…!?」エディが満身創痍、膝をつく
「誰か…必殺を!必殺を!」エディーが己の無力さにむせび泣く
『泣くのは今じゃない』
!!!皆がハッとこちらを向く
『泣くのは勝利を掴んだ後、そうだろ?』
皆の視線の先には…天高く旗を突き立てる真のパラディンの姿が!!!
『パラディンガード!!!!』圧倒的パラディン力が放出される
心を持たないと思われるクリムゾンですらその勇ましき声に恐れ戦く
『これで最後だ…赤き大地に降り注げ雷鳴!』クリムゾンは炭となって…消滅した
「ありがとうレイニーディ様!」ポロンが鼻水を垂らしながら駆け寄る
「貴方様がいなければどうなっていたか!」エディ&エディーが歓喜する
「この地は救われましたありがとう真のパラディン!」いしにんぎょう達が深々と礼をする
『構わぬ。皆を護るのが我の役目』
真のパラディンを称える宴は三日三晩続き業炎の大地に平和と安らぎが訪れた