条件:単独
報酬:達成感、誇り、自己満足etc.
結果:済
これとの因縁は、チームに入る前からなので、ちょうど一ヶ月前。
パッシブを集め、つまりレベルアップから始めました。
イナミノ街道と少しずつ小クエストを進めて、必要なパッシブ集めるのに計算では3ヶ月はかかるなぁとも思ってました。
だけど、チームに入ってメタキンやツアーなどにつれていっていただき、想像を遥か越える速度で到達できました。
喜び勇んで、ヤツの前に出たのがこの話を最初に書いた日誌の時です。
名前がオレンジから赤に変わり、正直勝てる!と思ってました。
確実には勝てないまでも、何度か挑めば勝てると。
不意を打てて、改心の一撃が数回出て、ようやく届く。
薄氷どころじゃありません、キングメタルの方がまだ勝てます。
現時点で装備出来る武具を探し始めました。
持っているアイテムのほとんどを売りさばいて用意した資金の数倍を越える金額が提示されていました・・・
なにこれ・・・リアルで呟きました。
よく、稼ぎ方を解説してるサイトやブログを見かけましたが、何か卑怯な手段な気がして、自分には合わ無いやとか感じてました。
少なくなくても、一人単独行動を標榜している自分が手を出して言い方法じゃ無いと。
ただクエストや日替わり討伐位はとハードルは下げてましたが、これ位でなんとかなる金額ではありません。
正確には、なんとかなります。
予定通り、3ヶ月掛ければいいんです。
でも、届くかどうかわからない領域に手が掛かると知りながら高い壁がある、いけると踏んでた私の心の方が折れそうでした。
ネガティブな思考に落ちて抜け出せず、浅はかさに自問自答してて、チームチャットでも少しつらい。
そんな時でした。
チームのもッさンから手紙が来たのは。
そして、ルッキーが教えてくれた剣が、けんいちさんが鍛え上げてくれた状態で届いたのは。
魂に火が点いたのゲームで実感したのは、生まれ初めてです。
よくあるじゃないですか、物語で主人公が魔王の強大さにうちひしがれてるとき、起死回生の武具を与えるシーンって。
感動的ではあるけど、今時陳腐に映るあのシーンです。
敵はモブで、主人公はただ自分ルールに縛られてるだけの頑固者。
この話まだ終わりません。
伝説の剣ひっさげて挑もうとするわたしに、女神まで現れました。
またも賢者ルッキーの教えた鎧が?、ぱいなさんから届きました。
しかも、この女神様、けんいちさんに話をつけて錬金までしていただきました。
けんいちさんはサブキャラを呼び出して、ぱいなさんの鎧に連金して頂きました。
賢者ルッキーが示した道に
もッさンが剣を用意し
ぱいなさんが鎧をあつらえ、
けんいちさんが鍛え上げる
そして、たくさんの人から応援の言葉を貰いました。
持ってるもの全部投入しました。
勝てない要素はありませんでした。
ただの50レベルのバトマスで、てっこうまじんの首筋に私の剣先が届きました。
この勝利は、私だけのものではありません。
ありがとうございました!
これで、まだ先に進む事ができます。