ぼくは、かくに。
ごしゅじんさまは、汎用型じゃなくて局地型
良かった・・・初陣はなんとか勝てた。
「良かったね。当分、交代しないで良いね。」
え?いきなり一軍落ちの可能性あったの?
「まぁ、次の転生まで君で、次はたけみつの予定。まぁ、牧場が空いてるうちは寝るときは帰って貰うけどね」
うん、おにく食べたいしね
牧場は広いねぇ。改めて見るとだけど。
船とかあるし、良い風が吹くし。お昼寝でも・・・
「バカ者!」
なんかうるさいな。
「なにゆうてんねん、最初に見つけたんわワイやから、これはワイのもんや!」
「それは、転生のお礼という御舘様のご友人からの贈り物だ!我らが安易に触れてはならん!」
「そやかて、こんなところにあったら邪魔やん」
どしたの?大声出して。お昼寝出来ないじゃん。
「おお、かくにか。新人が入って来たんでな。牧場の案内をかって出たんだが」
「あんさんがかくにさんか、ティソナねーさんからあんじょうするよう聞いとるわ。ワイはキメラのちきんたつた、ぱいなねーさんとこの゛きらめ゛の弟の友達のはとこが見かけたヤツの孫や。よろしゅうたのむわ」
うん、ごしゅじんさまが君を雇った理由は良くわかった。
「だから、それは開けはいかんと!」
「こっちはただの宝箱や、しかもええ臭いしとる。これ骨付き肉やで」
「ならば、御舘様が開けられるまで守るが我らの役目」
「ワイらでこれたべてもうたらわからへんって。な。ここは、三人で分けへんか?」
ぼくを巻き込まないで欲しい。
「・・・・・・・」
「なんや、黙ってもーて、この素晴らしい提案に乗るんか?」
「バ カ 者!!!そこに名折れ」
ぼくは、かくに。
ごしゅじんさまは、ドワーフの女の子
モンスターを見る目も養うべきだと思う。