ぼくは、かくに。
ごしゅじんさまは、ティソナさま。
「ふふふ、かくにはん。」
どしたのちきんたつた、気持ち悪いよ?
「えっらいご挨拶やな。ええか?帰ってきたばっかりのおまえと違って、ワイはなつきどが123や」
ああ、ぼくはずっとごしゅじんさまと一緒にいたから100のままだもんね。
「なつきどは、仲間モンスターのヒエラルキーをそのまま表すんや。しおが122やからな。今、この晩御牧場では、ワイが一番偉いっちゅーわけや」
ふーん。
「なんや、張り合いのないやっちゃなぁ」
だって、興味ないもん。なつきどとかレベルとか、転生回数とか、多かろうが少なかろうがぼくは、ちきんたつたが好きだよ?
「え?」
ちきんたつたは、なつきどが高く無いと友達じゃないの?
「いや、いやいやそんなことないで?」
うん。仲良しでいいよね?
「あ、ああそうやな、ワイがまちがっとったわ」
ナレーション(橘さん)「僅かに二日後 なつきどを、ちきんたつたにあっさり追い付き追い抜くかくにであった。」
ワイは、ちきんたつた。
大先輩は、かくにはん。
「かくにはん!お茶とお昼寝の枕をお持ちしましたで」
(かくにはんの人気すげぇ)