赤茄子「おい、ソナさんや」
はいはい。
赤茄子「金が無い。」
まぁ、金は天下の回し者っていうじゃない?
赤茄子「回”り”ものね。何に使ったの?」
ふっふっふ
赤茄子「ありゃ?壊れた?」
ちげーわ。新しいお金の稼ぎ方を見つけたのです。
赤茄子「もはや料理スキル上昇の日誌じゃなくなってきたな」
NPC買い取り価格の大きいアイテムってあるじゃないですか?
赤茄子「うんうん、ゴールドストーンとかね。」
あれって、よく見たらNPC買い取り価格より安く出してる人がいるのよ。
赤茄子「・・・ああ、それか。」
だから、それを買い取って、NPCに売ると。絶対もうかるよね。
赤茄子「分るんだけどさ。」
うん。
赤茄子「競争率高いっしょ。ソレ?」
・・・うん。よく買い逃すけど。
赤茄子「絶対得するから、多くの人がすぐ落札してるんだよね」
たぶん。
赤茄子「てことはね。ソナさん。儲けるには、バザーの取引所に張り付いてな
きゃいけないのよ。」
そっかぁ、よし頑張る。
赤茄子「クエストどうすんの?」
ビク!
赤茄子「日課はどうすんの?」
う
赤茄子「週替わり討伐まだだよね?」
はう!
赤茄子「そもそも、ドラクエしてんの?取引ゲームしてんの?」
あうあう
赤茄子「ふだん、一人で奪うとか言っちゃってるのに、なんか知らない人騙してるみたいで卑怯臭くない?矜持的に」
ぐは
赤茄子「あと、さ。」
・・・うん。
赤茄子「前の依頼書のネタもそうだけど。これ日誌に書いたら見た人は気づくよ
ね。出さなくなるんじゃない?」
あ゛
どーしよー?だれも安く置かなくなる?
赤茄子(ま。日誌書いてたくらいで、大した影響じゃないんだろうけど。黙って
よ(笑))