昨日、強烈に心が折れた。だから、書く。
今、チームは新しい門出を迎えようとしている、このタイミングは最悪だ。
アタシ自ら水を差すのか?最低だ。
そんな事はわかってる。
そこは、兵どもが夢の跡。
行かなきゃ良いのに、こっそり買っておいたお招きの翼を使って飛んだ。
ソレは既に無かった。
いや、わかっていた事だ。たぶん、そのまま残っていた方がもっと心を抉ったと思う。
リーダーは強くあるべき。内面はどうであれ確固たる信念と、揺るぎない存在であること。
どんな組織であれ、大小問わず必要なことだとアタシは考える。
リアルでもネットでも、リーダーである人にはそれを求めた。
そして、周りの人間は支えるべきだと考える。
それは今も変わらない。間違ってるとも今でも思っていない。
だから、泣かないと決めた。後悔しないと宣言した。
でも、どんなに歯を食いしばっても、明るく振舞っても涙が止まらない。
ソレが無くなったことに本当に気づいたとき、そむけていた方向に顔を向けてしまった。
いや、見えていたけど、見えていないことにしていたものに気付いた。
自分の馬鹿さ加減に辟易する。
自分の思い上がりに唾を吐きたくなる。
小娘風情が何を考えていたのか。
大事な人が、精神的に参っていたのは気づいていた。
助けたかった。支えたかった。その人にとっての至宝は、アタシにとっても守るべき対象だった。
その人に動こうか?と聞いても、止めろと言われると思った。
だから勝手に動いた。
アタシがやろうしたのは、情報の交通整理。
その人は、自分の見えない世界で起きたことに、不安を不満を覚えていたのは知っていた。
だから少しでも負担を減らしたかった。
でも、アタシは交通事故を起こした。いや、起こしていた。そのことに気付いても居なかった。
大事な人を守りたいがゆえに、勝手な親切を押し付けた友達を傷つけていた。
そして、まわりまわって、大事な人が大切にしていた宝石より輝ける至宝を、自ら手放す引き金を引いた。
すべてが重なった時、裏目に出た。
それがアタシを苛む正体。
悲しいだけじゃない。自分の愚かさに、腹立たしさに、迂闊さに、申し訳なさに負けて泣いていると思う。
そして、仮に時間を巻き戻しても、この最悪の事態を避けえるだけの術をいまだに思いつけない。
少しの時間稼ぎは出来るかもしれない。それ以上のことは、思いつかない。
なぜ、アタシはこんなに無能なのか、なぜこんなに考えが足らないのか。なぜ、もっと・・・
自分で引き金を引いておいて、大事な人が手放した至宝をアタシは今持っている。
簒奪者とかの称号でもあれば、いっそ今のアタシにふさわしい。
「ティ、そんなことないよ。」
たぶん、その人はそう言ってくれる。でも、いっそ罵倒してくれた方が楽になる気がする。
憎めたら、少しはつらいのを忘れられる気がする。
チームにくる少し前。ドラクエ10がつまんないと思い始め、辞めるかと思ってた。
なんか、一応チームは覗いておくか。その程度だった。
前のネトゲでもひどい目に合っていたから、干渉の少なそうなとこ。今のチームだ。
チームに来たとき、アタシはおっかなびっくり片隅でガタガタ震えていた。
チャットを眺めてた。
楽しそうだった。アタシが見た、そこは光り輝くドラゴンクエストだった。
でも、今は一番大事な一番大きな光が居ない。アタシが奪った。
こんなことを考えていて途方に暮れていたのが、昨日の20時くらい。
なんか泣きながら笑ってた気がする。覚えてはいない。
そしたら、手紙が来てた。
ひとりは、なんとか現状を理解しようとしてくれる光。
もうひとりは、きっと居なくなってしまうと思っていた、ひときわ大きな光。
ひときわ大きな光から、フレチャが飛んできた。
話をすると「支えてやる。守ってやる。」
ここのチームの人たちは、アタシの魂に炎を灯すのが得意だと思う。
端っこで泣いていると、すっと手を差し伸べてくれる。
おなかの下あたりにあった、つかえがとれました。
そしたら、今までツイッターや手紙、フレチャで飛んできてた”がんばれ”って言葉が頭に入ってきた気がします。
たかがゲームに何マジになってんの?
なりますよ?アタシは、ママの娘だ。
ゲームの中だけの関係だけど。アストルティアから出たら赤の他人だけど。
ゲームにマジになって、宝物を放り出した人の娘ですよ?
リアルじゃ現実と戦ってんだ。ゲームでくらい廚2的に、マジになるよ?
澄ました顔でわかった気になっても、アタシはおもしろくないもの。
だから、アタシは頑張れます。
前半で不安に思った人ごめんなさい。
まだ、傷は癒えてませんが戦えます。立てます。
アタシとドラクエしませんか?
チームは、貴方たちは、貴女たちは私の光、大切な大切な至宝なんです。