季節イベントに参加してきました。
ネタバレ&若干廚二ですので、ご注意。
異性の相手を連れてこいとか言われるかと、ドキドキしておりましたがその心配は杞憂でした。
後半で必要かも知れませんが(汗
妹が結婚するから、その幸せを願うために依頼したいと。
聞けば、ウェディンググールというモンスターから、彼女の持つアイテムを奪って来いと。
まぁ、きっとまた盗まれたか何かだと思い依頼を受けて、何度か倒してクエスト成功。
メインの話は、おそらくは望まない結婚を強いられた妹さんの話っぽいですが・・・
言いたいことがあるのに言えない新婦も、明らかにアヤシいちゃらい新郎もあんまり興味ありません。
なのにアタシは、このシナリオ中ずっとイライラしていました。
ウェディンググールは、生前どれほどその結婚を望んでいたのでしょうか。
それこそ、思い余りグールと成り果ててまで、何を伝えたいのでしょうか。
おそらく、多くの人が彼女のことを見て、気持ち悪いと思うでしょう。
アタシもそう思うように女性の多くがそうであるように、そんな姿をさらしたくなどは有りません。
古い結婚指輪装備者のみに姿をさらすのも、余人には見られたくないからだと思います。
ただ、本当のところは何を思って彼女が出てきたかはわかりません。後半に話があるかも知れませんが。
自分も幸せになりたかった無念さなのか、幸せな者に対する妬みなのか、それとも・・・
もし、ですが。
自分が同じ立場になった時、グールと成り果ててまで思いを遂げたいと願える事が出来るでしょうか。
あのアイテムに込められたものが、幸せへの祈りであろうと、呪いであろうと。
それほどまでに、強い思いを持てるものでしょうか。アタシには正直、自身が有りません。
分ることがあるのは彼女らは本来であれば、静かに安らかに眠らせておくべき存在です。彼女の持つアイテムが以下に価値があるものだとしても。
そして、真に憎むべきは、その女の子の想いすらも魔物に変える魔王の所業だということも。
私をいらつかせる正体は、その魔王の所業を利用して安らかにあるべき存在からその持ち物を奪うという行為です。
妹の幸せを願う行為は純真な者です。
自分に出来ないことを冒険者に頼む。それも分ります。
モンスターが、持っているものを奪う。それも分ります。
でも、その正しさゆえに、魔王を利用して妹の幸せを願う行為だという事に気づけない。
後半で語られるのは、おそらく妹のさんの話。
あのアイテムが、本当に幸せを願うアイテムなのか、呪いのアイテムなのかはわかるのだろうけど。
おそらく、だれにもウェディンググールになってしまった女の子の、想いや願いを理解することができない。もちろん、アタシにも。
だから、斬ることにする。安らかに眠ってもらうために。