芳醇なる茶の香りとサクサクとした焼き菓子という組み合わせ。なんとも心豊かにする時間ではあるな
手下「ラズバーン様。出がらし番茶と夕食の残りの魚の骨を焼いたおせんべ、美味しいですか?」
うむ。囲炉裏にレイダメスを入れるのは良いな。いろんな物が焼けて楽しいし、何より明るくて暖かい。
手下「魔王様に消し炭されないようにしてくださいまし。お魚が焼けました。頂きます。」
お前が食うのかよ。どうせ普段、無駄なエネルギーを浪費しとるのだから福祉に使って何が悪い。
手下「悪い中間管理職のセリフですよ。それ」
我は魔族だ。問題は無かろう。
手下「ご立派です。しかし、魔界には碌なレシピが無いので、寂しいですね。あ、ご飯御代わりお願いします。」
自分でよそえ。む?
手下「ご飯中は立ち上がっちゃいけません。御トイレですか?」
違うわ!?我は食い終わったわ。侵入者が来たらしい。出撃だ。
手下「了解です。もう一回御代わりしてから・・・あ、行っちゃった。」
○一回目
「やっはらほー」ソナ
貴様か・・・
手下「守護者様、人気者ですね。」
○二回目
まだだ、まだオーブは渡さんぞ
>「早く戻ってごはんにしましょうよ」
まだ食うのかよ
○三回目
さ、オーブを持っていくが良い。勝者よ。
「くっそー、また来るよー」ソナ
手「タイムアタックですね」
このパターン・・・達人か・・・
○四回目
鞭攻撃が決まったな。二分だと?三分とて割らせてやらぬわ。
手「おなかが空きました」
さっき食ったろうが!?
○五回目
ふん!構成を変えたくらいで何とかなると思ってもらっては困る。
手「早く終わんないと、私のお腹が困ります。」
そればっかりだな。さっきから。
○六回目
ザキが決まったな!手下!
手「しまった!つい・・・。大丈夫ですか?」
誰の心配をしとる
○七回目
少しばかり体力とMPを増やしたくらいで、どうにかなるとでも思ったか?
手「あ、ごはんですか?何を食べてるんです?」
「パスタだよ?」ソナ
手「あああ!いいなぁ!!!」
恍惚とした表情で敵を見つめるのはやめろ。
○八回目
バト4人で来るのは止めればいいのに
手「おいしそうですよね」
「作ればいいじゃん」ソナ
手「魔界にはレシピ無くて」
「あとで教えるね」ソナ
手「お願いします!いっそ弟子入りしましょうか?」
もしもし、子供相談室ですか?手下が寝返りそうです。
○九回目
どうやら援軍にフレンドを連れてきたようだが、簡単には勝たせん!
「後でレシピ送るね」ソナ
手「はい!お待ちしております。守護者様、さっさと終わらせましょう。」
ちょっと黙れ。
○十回目
あ、危なかったが。7秒差で我の勝ちだ!
手「・・・貰ったレシピの料理、作ってあげませんよ?」
・・・
○十一回目
あー、終わった終わった。二分切れたな。
手「良くできました。」
頑張れ、今夜は花丸ハンバーグだ!
手「うるさいですよ?」
ごめん