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調理を継ぐ者

ティソナ

[ティソナ]

キャラID
: ZV419-388
種 族
: ドワーフ
性 別
: 女
職 業
: バトルマスター
レベル
: 106

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ティソナの冒険日誌

2018-04-25 12:41:00.0 テーマ:その他

ベリアル物語 魔法の迷宮 お掃除 2/2

バズズの作戦は、噴水の中で石化してやり過ごすというものだ。石化の呪いならお手の物だ。
ここで戦うのは避けたい。コインやカードが消費されるのは一番奥の部屋に入ってからだ。
仮に勝ってもメリットは何もない、何より二人が掃除をした場所を汚したくない。
今にして思えばもっと良い手もあった気もするが、まぁ仕方あるまい。

「あれ?」
「ねみちゃんどしたの?」
「ここにモンスターの石像ありましたっけ?」
「あったかなぁ?アークデーモン?」
(ベリアルだ!)
「サイクロプス?」
(うが!)
「猿?」
(!?)
動くことも喋ることも出来ないが、バズズの慟哭だけは伝わってくる。

「おーい、カード入れるよ~」
幸いの言うのは業腹だが、我らは不人気も良いところだ。さっさとネコ将軍でもなんでも入れるがいい。
”悪霊三悪魔 強カードを1枚を投入した。ちりんちりん♪”
ひぃぃぃぃ!?ここからボス戦部屋までまさかのマラソン!?
「あ、間違えた」
間違いかよ!?さっさと帰れ!
「このドジっ子は昔から変わんねーな」
「ん、ちょうどいいや。わたしも持ってるからついでに消費しちゃおう」
”悪霊三悪魔 強カードを2枚を投入した。ちりんちりん♪”
「あの、わたしも入れて良いですか?一枚あるんで」
「お、どうぞどうぞ」
もう冷や汗しか出てこない

”悪霊三悪魔 強カードを1枚を投入した。ちりんちりん♪”
「あれ?すごくきれいだよね。この噴水」
「そうだね。この神様の像ってすごく磨かれてる」
「この猿の石像はうすら汚れてるけどな」
肉団子、知らんぞ我は。

「さ、行こうか」
さて、マラソンの準備だ。
「だれか掃除してるのかな?」
「ボクの耳もお掃除して欲しいです」
「してあげようか?」
「ひぃっ、マガツのツメ!?」

扉の方に移動する4人を見送り、姿が見えなくなったところで慌てて石化を解除
「どこいくのねみちゃん!?」
緑色が一人戻ってきた
ポーズを変わったが石化した
「ねみちゃーん」
「すぐ戻ります~」
「あ、やっぱり!」
!?
「今行くねぇ」
踵を返して扉の方に向かう。
今度は扉の向こうに4人とも姿を消した。

「ぷはぁぁぁぁ!」
「うがぁぁ」
よし!急ぐぞ!
「くそっぉぉ誰が可愛いお猿さんだ!」
可愛いは付け取らん気がするが。
ともかく向かうぞ!久しぶりのお客様だ、しっかりともてなして差し上げようでは無いか。
「おう!」「うが!」

その時の戦闘は酷いものだった。
圧倒的な火力の前に成すすべが無く、碌な反撃も出来なかった。
だが・・・
「ひぃぃぃなんでボクだけぇぇぇl!?」
ザキと、つうこんの一撃、部屋の隅に追い詰めてジゴスパークを決めた。

最後に我が倒れて消える直前。
「あ。やっぱり!」
どうした、緑の娘よ。
「迷宮のお掃除してくれてたんですね」
何のことだ
「だって、いつも持ってる槍がモップなんだもの」
・・・我としたことが・・・
「いつもお掃除してくれているんですね。ありがとうございます。これ、後で食べてください」
動けない消えゆく我の腹の上にポンを何かを置いた。
世界が暗転し、気が付けばいつもの控室に戻ってきた。
懐には、何やら包み紙が入っていた。
中身は・・・、エルトナ饅頭か。
まだ戻ってこない棺桶二つをみつめる。
まぁ、茶くらい入れてやろうか。

「いけぇ!ボクのざらきーま!」
激しい雄たけびと共にバズズが目を覚ます。
何の夢を見とるんだ。
「お、饅頭じゃねぇか」
手を洗ってこい
「ウガ~」
お前も起きたか。さっさと手と顔を洗ってこい。

三人で饅頭を一つずつ手に取る。
「旨いなコレ」
「うがが~♪」
緑の娘が我らにささげた供物よ
「ん?あの突撃してきた赤緑?」
いや、青い方だ。
「あー、そっちか」
何かを思い出すように租借する。
時間をかけてゆっくり食べる。想いのこもった供物は通常の食事と味わいが異なる。

「ところで、なんでロックしているはずのところに冒険者どもが?」
そう思って問い合わせたんだが、どうやら人手不足でロック要員が居なかったらしい
「なんじゃそれ」
最近はボスばかりで、モブモンスターが居ない。
「だから」俺たちが掃除する羽目になってるわけだな」
うむ。そこで、我らに頼みたい事が有るらしい。
「頼みたいこと?」
何でも要員を集めるのに行って欲しい所があると。
「うが?」「どこだ?」
うむ。
”じぱんぐ”という国らしい。

この時、我らはあの青緑の娘と邂逅することになるとは考えても居なかった。
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