ぼくは、かくに
ごしゅじんさまは、ティソナねーさん
ちょっと舞台裏 たけみつ編)
「雨が降りそうねぇ」
は、御屋形様、冷えてはお体に障ります。
「で、話があるってことだけど」
は!恐悦至極に存じます。
「その前に、アタシからの用事を済ませちゃおうか」
はは、なんなりと!
「たけみつ。明日からアタシの共をしなさい」
・・・は!?いえ!
「不満?」
滅相もございません。御屋形様の望みとあらば、魔界の底であろうが悪鬼羅刹の魔窟であろうと恐れることなく先陣を切る覚悟にございます。
「どこに行かせる気だ。アタシが単騎で戦う事を知ってるよね」
は、自らの手で神魔を滅す。これは御屋形様の願いであると存じ上げておりますれば。
「そう、それ。少し手伝いなさい。具体的には、アタシと仲間モンスターの二人で戦ってもらう」
なんと!ついに・・・我ら仲間モンスターの宿願!主と轡を並べる日が来るのでございますな!
「うん。戦う相手に合わせて仲間モンスターを交代しながら考える。ちょっとワクワクしない?」
お、おおお!なんと心躍る情景か!立ちふさがるのが、今最強の二匹連れの獣とゾンビ、巨大な虫であろうとも拙者が先陣を切りますれば!恐れることはございません!
「いや、そいつらはさすがに無理だから( ̄▽ ̄;)」
いやぁ。はっはは、年甲斐も無く心騒いでしまいましたわ。わが槍「ハーケンディストール」を磨いておかねば
「その竹やりそんな名前なんだ・・・。じゃぁ、準備しといてね」
・・・!先陣、一番槍・・・武人の名誉・・・
「どしたの?」
御屋形様、お願いの義がございます。
「ん?新しい槍は、今、おさふねとねみちゃんに用意させてるよ。」
なんと!それがしの槍を・・・。
「どしたの?」
一番槍の名誉。任せたい者が居ります。
ぼくはかくに
ごしゅじんさまは、どわーふの女の子