ゆずの冒険日誌

負けてしまったね。


寒い冬が終わりかけ、春が顔を覗かせる穏やかな季節に君の心はさぞ冷え切っていることだろう。

頂点に上り詰めたのはヒューザ君だったね。
彼はかっこいいよね、男から見ても、だ。
臭すぎるところもあるがそれが似合うってんだから凄いよな。 前回のクイーンコンテストは誰でもよかったから適当に済ましたけど今回は違ったんだ。
僕は君に1位になってほしいと思い頑張った。
頑張った、なんて言い方をしたら君は僕なんかのためにと謙遜してしまうか。
でも君にはそれだけの魅力があるんだ！




希望を持ちつつ旅をするのは、そこに行き着くことよりも楽しい



君に1位になって貰いたい、そう思いながらひたすらモンスターを狩った日々は不思議と退屈なものではなかったんだなこれが。


いいかい殿下。
1番ダメなのは、自分なんかダメだと思い込むことだ。
これだけはやっちゃいけない、本当に。


もし来年もエントリーするなら僕はまた全力で殿下を応援するそ！
君のとびきりの笑顔を見るためにな！