誠也がもろばの極意を使ってから状況は一変。すさまじい破壊力とスピードでとことん冥を追い詰めた。
影野冥)く、まずい...!
荒谷誠也)ライジングブレイク!
冥はモロにライジングブレイクを食らった。
影野冥)やばい、ダークオーラが...。
冥からダークオーラが消えた。
荒谷誠也)チェックメイトだ!
誠也はパンチを大きく振りかぶった。
荒谷誠也)く、体が痛い...。
もろばの極意は自分がパワーアップする分、エネルギーの消費も激しくなる。それなのにずっと戦いつづけてはこうなるのも無理はない。
荒谷誠也)げほ!
誠也は通常形態に戻ってしまい、倒れた。
影野冥)...愚か者が。調子に乗るからそうなるんだよ。
冥は誠也をしばらく見つめていたが、しばらくして技の準備を始めた。
影野冥)愚かな人間には、死こそが恵み。(ゴクウブラックか!)私にも()星人来るの!?(ダメか?)別に構わないが...。さてと、とどめだ。しんどいだろうけど、まだ楽になってもらっちゃこまるんだよなぁ。
冥はブラックホールを作りだした。そして誠也に放った。
荒谷誠也)む、無念...!うぐあああぁぁぁ!!....
誠也は消滅した。
影野冥)...。...様、使命は果たしました。
「よくやった、影野冥。さあ、戻ってくるがいい。」
影野冥)...。
「どうした?影野。はやく戻ってこい。」
影野冥)やはり...。こんな世界...!
「な、何をする気だ!?私に逆らう気か!?」
影野冥)逆らうつもりはありません。ただ、未来を少しいじくるだけですよ。
冥は小型のブラックホールを作りだした。
「き、貴様!まさか!」
影野冥)それでは、少しの休暇をいただきます。失礼しますね。
冥はブラックホールに入った。
影野冥)私が愚かなのか、荒谷誠也が愚かなのか。再び試してみようか。
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影野冥)げ、...戻しすぎたか。これ誠也が...のころの...じゃないか。ったく、しくっちまったなぁ。まあ、また始めてみるか。
続く