せいやの冒険日誌

荒谷誠也)...。

影野冥)これでお前に追い付くはずだぁ！

冥は誠也を追いかけまわす。

荒谷誠也)本気で走ればどうだ？

冥は誠也に追い付けない。

影野冥)くそ、ならばこれで...！

冥は瞬時に宇宙へ瞬間移動した。

影野冥)くらえ！アースブレイク！

冥はボルケーノを地球に放った。地球はみるみる火山のように変化した。

荒谷誠也)...。

誠也は地球から動かず、もろに食らった。

影野冥)へ、どうだ！

「隙だらけだ。」

ドォン！

影野冥)いて、なんだ...って誠也！？

荒谷誠也)あの程度の技で俺が倒れるとでも思っているのか？お門違いもいいレベルだ。

影野冥)く、いったいそのパワーアップはどこから...。

荒谷誠也)これが俺の禁断の奥義、極限覚醒だ。極限まで追い込まれたときに自らの意思で発動させれるもの。

影野冥)こしゃくな...！

荒谷誠也)冥、もう終わりにしよう。次の一撃で決着をつけてやる。いくぞ！

影野冥)なにをする気だ！？

荒谷誠也)くらえ！超！

影野冥)ええい、消えろ！マグマ！

冥はマグマを放つ。しかし、誠也には当たらない。

荒谷誠也)極限！

影野冥)くそ、これならどうだ！

冥はイオグランデやマヒャデドスを放つ。しかし、誠也にダメージが通らない。

荒谷誠也)ライジング！

影野冥)これは避けられないぞ！

冥は魔力回復をおこない、マダンテを放った。しかし、誠也にダメージははいっていない。

荒谷誠也)ブレイクゥゥーー！！

すさまじい雷を纏った剣が冥に襲いかかる。まともに受けてはひとたまりもないと冥は悟った。

影野冥)甘いな...。アタックカンタ！

荒谷誠也)...！

影野冥)お前の使ったものは特技！これではねかえせばさすがのお前も耐えられまい！俺のほうが１枚上手だったようだな！

荒谷誠也)甘いのは...お前の方だ。

影野冥)...な、う、嘘だ...。俺が誠也に負けるのか...？

なんと超極限ライジングブレイクは、アタックカンタを貫通した。

荒谷誠也)もっと修行するんだな、影野冥。

そう言うと誠也は全てが終わったと悟ったかのように地球に戻った。

影野冥)く...うわああああああああああ！！！！！！！！



荒谷誠也)...少し本気を出しすぎたな。あいつにも少しのチャンスはやるべきだったかな。

「その必要はねえぜ。」

荒谷誠也)な、なに！？め、冥！？

なんと冥は生きていた。

影野冥)運よくロザリオが死の淵から守ってくれたんだよ。俺も極限まで追い込まれたんだ。やってやるぜ！

冥はなんと極限覚醒を成功させた。

荒谷誠也)...たしかに強いが。

影野冥)どうだ！誠也、今から潰してや...

誠也は蹴りをいれた。

影野冥)うぐ...お...。

荒谷誠也)たしかにお前は強い。だが、お前は１しか体力が残っていなかった。それがお前の敗因だ。

影野冥)誠也、いつかまたリベンジしてやるからな...。

荒谷誠也)いつでもいいぞ。

影野冥)ふ、いってくれるじゃねえか。いくぞ！

荒谷誠也)え、もうやるの！？はあ...。

こうして二人の戦いは幕を閉じた。
                               終わり