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せいや

[せいや]

キャラID
: WV822-335
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

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せいやの冒険日誌

2018-04-07 16:04:29.0 テーマ:その他

[冥界物語]第2話  ブラックブレイク

「やあ、久しぶりだね、荒谷誠也。」

荒谷誠也)そ、その声は...冥!?

と誠也は思ったが違った。

冥黒)いや、冥黒だよ。君もとうとう死んだんだねー。

荒谷誠也)いや、あくまで自分の意思だ。

冥黒)え、そうなの?…ああ、なるほどね。

荒谷誠也)どうした、てか、ここどこなんだよ?

冥黒)死後の世界だよ。君は影野冥に会いたくてここに来たんだろ?

荒谷誠也)な、なぜそれを…。

“何もかも見透かされてる”(それポルノグラフィティだろ!)

冥黒)なんかさ、ただ己の欲望がままにこういうとこ来た者には重い罰を与えろって閻魔サマか知らないけど命令されてさ。というわけで誠也、

荒谷誠也)…。

冥黒)魂ごと粉砕してあげるよ!君は我には敵うまい!

荒谷誠也)…やれるもんならやってみろ。

冥黒は容赦なく誠也に妖術を放った。

冥黒)ほら、さっきの威勢はどうした!

荒谷誠也)…はあ、やれやれ。こんなん使いたくないけど。

誠也は力をみなぎらせ、極限覚醒を使用した。

冥黒)な、なに!?

冥黒は誠也のパワーアップにみせることのない驚きをみせた。

冥黒)ちょ、わ、悪かった!ゆ、許して!

荒谷誠也)おいおい、しかけてきたのはそっちだぞ。今度はこっちから行かせてもらうぞ。

誠也は光の数千倍のスピードで異次元の怪力で冥黒に容赦なく攻撃をいれた。

冥黒)ちょ、ほんまにごめんって!

荒谷誠也)問答無用。

誠也は冥黒を捩じ伏せた。

冥黒)…うう。や、やめて…。悪かったよぉ…。

荒谷誠也)…ったく。通せ。

冥黒)…はい。

冥黒は誠也を通す仕草をした。そして、その隙をつこうとした。

冥黒)貴様は…我に殺されるのだー!

冥黒はマダンテを放った。

荒谷誠也)…愚か者が。

誠也は人差し指と中指でマダンテを弾き返した。

冥黒)え、そ、そんな!う、うわああああああああ!!!!!!!!!

冥黒は気絶した。もはや瀕死だが。

荒谷誠也)…やれやれ。

誠也は冥黒をかかえて冥界の世界を捜索した。

“今日の敵は明日の友”

荒谷誠也)あれは…街か?

誠也は街のほうに向かった。

門番A)おい、誰だお前は!ここから先はお前のような身元も知らぬ者は通さんぞ!

荒谷誠也)え、あ、荒谷誠也と申します。

門番B)な、荒谷誠也だと!?

門番A)ごにょごにょ…。

門番B)ごにょごにょ…。

門番A)…失礼しました。どうぞお通りください。

荒谷誠也)え、あ、どうも。

誠也は街にはいった。

荒谷誠也)お、宿がある。

誠也は宿に行った。

荒谷誠也)すみませーん。

宿主)はいはい。

荒谷誠也)この子少し休ませといてくれませんか?

宿主)いいけど、お金のほうは?

荒谷誠也)はい、こちらで(俺のなけなしの給料…)。

誠也は5万ゴールドを払ってとにかく冥黒の回復を急ぐように催促した。

宿主)…はい、わかりました。

“バカに隠された優しさ”



冥黒)うう…あれ?

荒谷誠也)おはよう、冥黒。

冥黒)我はさっき荒谷誠也にやられて…。ま、まさか、誠也、助けてくれたの?

荒谷誠也)…ふん、俺は人を見捨てるなどできないからな。

冥黒)あ、荒谷誠也…。そんな優しい奴だったなんて…。

“残虐者も優しさには敵わない”

荒谷誠也)…しかし、冥はどこにいるん…ん?

誠也の体が光りだした。

荒谷誠也)やべ、いきかえってしまう!

冥黒は急に独り言を言いだした。

冥黒)…ああ、だから生き返らせなくていいよ。はい。

誠也の体の光が急に収まった。

荒谷誠也)た、助かった(?)。

冥黒)仕方ない…。影野冥に会わせてあげるよ。

荒谷誠也)え、本当か!?

冥黒)まあ君なら彼女がどこにいるか察しがつくんじゃないかな?

荒谷誠也)…分からん。

冥黒)え?本当に?…まあいいや。さっきの門番さ、君の名前聞いたとたん通してくれたでしょ?

荒谷誠也)まあそうだな。

冥黒)ようは、誠也だから通れる。イコール誠也に纏わる者がいる。

“纏わる者と定めの世界”

荒谷誠也)なるほど…。んでどこにいるんだろ?

冥黒)この街のどこかかな。あるいは…。

荒谷誠也)いや、場所知ってるんだよな?

冥黒)とりあえず捜索したら?

一方、現実世界では…


アルバロス村長)誠也のやつ、大丈夫なのだろうか…?突然誠也は生き返らせなくていいと、聞こえたのだが…。

マーク)まあ大丈夫では?

アルバロス村長)ふむう、誠也のやつ、なにか死後にあったのだろうか?


冥界

「あれ、誰か来たのかな?…って、え!?ちょ、ちょっと待って!彼が来るなんて聞いてないんだけど!」
                                 続く
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