雑魚いと自虐が多いせいや。実際のところ彼の強さはどうなのか。というより、彼の腕前はどうなのだろうか。彼は自身の強さに悩み、どうすれば強くなれるかを日々考えていた。そして(おい、せいや)ん、なんだよ?(これお前の話なのになんでそんなにかっこつけるんだよ?)()なんかつけてねえよ!(そっちのかっこじゃねえよ!なぜそんななかっこうつけてるんだよ!)ああ、そっちね。まあいいじゃん。(はあ…。)というわけで、今回はとある挑戦をした。その挑戦内容とは、
装備とアクセを一切つけずに高レベルの僧侶に勝つという内容だ。無論、相手は装備やアクセありだ。この挑戦をするのは、とある理由がある。まず、相手の僧侶にどうすれば強くなるかと相談すると強くなりたければPS(技術)を上手くなろうといつも(?)言ってくる。そこまで言うなら実力で相手にかなりのハンデで勝ってやろうと思ったからだ。ちなみに相手自身はこの戦いを好んではいない。こちらの場合、守備力が自慢なわけだが(戦士で900)、それがなくなるというわけだ。それはこちらとしては結構な痛手である。さらにもろくなったので回復は必須となるが、相手は達人の呼吸を90パーもの確率で消してくる棍を使ってくる。確率で言えばガチャゲーで単発で★5を外すのと同じくらいの確率である。だからといって弱い棍ではなく、もちろんレベル96で使える棍である。つまり、相手に勝つには多少の運とかなりの技術が必須となってくる。つまりだ!この戦いに勝つことができたら正真正銘技術があるということになる。というわけで、さっそく戦いが始まった。
はじまってすぐ、俺はまもりのたてとアイギスの守りを使った。そして相手にチャージタックルをくらわせ、不死鳥天舞を放った。しかし、腕装備をつけてないせいか、全然会心がでない。そうこうしてるうちに相手はベホイムをとなえ、超はやぶさ斬りを使えば、ベホマを使われる始末。斬っても斬っても会心はでない。そして相手は断空なぎはらいを使ってきた。本来なら20くらいしかくらわないのだが、ここでは250×2もくらい、達人の呼吸をするもはじめの回復すらできずに消され、俺は急いで自身の陣地に戻った。そして大剣にもちかえ、プラブレからビッグバンを試みた。なんとか倒せはしたが、こちらはもはや瀕死の上に、達人の呼吸も残っていないため、倒されるのは時間の問題だった。そしてすぐ倒された。俺は急いで起き上がり、不死鳥天舞をくらわせたが、これまた会心がこない。相手が会心ガードをしてるので会心がこようがこまいが大して変わらないかもしれなかったが。攻撃→回復→攻撃→回復→攻撃が続き、気づけば残り1分。俺はとにかく攻撃するが、会心率が上昇してるのに会心がこない。残り20秒でやけくそになり通常攻撃をした。すると、運よく相手が会心ガードが切れているときに会心が発動し、相手を倒せた。しかし、落ち着いてる暇もない。もはや瀕死のうえに相手はまだホーリーライトを使っていない。現状の体力(約200)を考え、生身でホーリーライトをくらえば死ぬかもしれないし、達人の呼吸も残っていないため回復できない。俺は自身の陣地に戻る前にアイギスの守りを使い、急いで陣地に戻った。ファランクスのほうがよかったかもしれないが、万が一会心なんか出されたらたまったもんじゃないと思ってアイギスのほうを使った。そもそもホーリーライトに会心があるのかも知らないが。そして、相手を待った。相手は残り3秒ほどでこちらに追いつき、ホーリーライトを予測通り使ってきた。俺はとっさにぼうぎょをした。受けたダメージは110。そしてタイムアップとなり、俺が勝利した。そして相手は俺がPS(技術)があると認めた。この言葉を待っていたんだ、俺は。相手はこの戦いは好んではいなかったが、負けるとは思っていなかったらしい。
防御力がなくてもどうにでもなる。回復がなくてもどうにでもなる。そんなハンデがあっても自身の技術さえあれば勝てるということをこの試合は実感させてくれた。
終わり