影谷冥也)おりゃー!
ライジングソードは菌に当たった。しかし…。
菌)ありがたい…。この属性攻撃は気持ちがいいものだ。ワシは雷属性も好物なのだよ。
風斬白)お前ら、なにやってんだよ…。
坂上優一)まずいね…。もう1時間しかないよ。
荒谷誠也)ち、どうすればいいんだ…。
影野冥)このまま戦えば間違えなく1時間はかかるだろうね。心優が亡くなるのも時間の問題だ。
風斬白)…一つ提案がある。
芝田亮仁)なんだ?
白はみんなに作戦を話す。
荒谷誠也)その手があったか!
影野冥)それならいけるかもしれない…。
坂上優一)よし、誠也、準備はいいかい?
荒谷誠也)いつでもいいぜ。
坂上優一)よし…。いくぞ!
二人はピアスをつけた。
芝田亮仁)あの最強の二人を合体させるとは、いいアイディアだ。
坂谷優誠)俺は坂谷優誠(さかたにゆうせい)。お前を倒す者だ。俺をこの姿にした以上、それなりの覚悟はしてもらうぞ。
菌)ふん…合体したところで何も変わらぬ!
坂谷優誠)果たしてそうかな?おりゃああ!!!
優誠は極限覚醒(未完成)を発動させた。
影野冥)う、うわあ!
芝田亮仁)く、並大抵の気力じゃない!
なんと3人はふっとび、心優の体内の外に放り出されてしまった。
坂上優一(過去))お、お前ら、どうだった!?
外では真っ先に過去の時代の優一が結果を聞いてきた。
影野冥)それは…。
冥は事の結末を話した。
坂上優一(過去))だ、大丈夫なのか…?
坂上心優)…。
心優は何も喋らない。余程しんどいのだろう。
風斬白)ま、結局はあの二人次第だ。
影野冥)あの菌を倒したらすぐにとある薬を飲ませないといけない。抗菌材をね。
風斬白)…。残り40分。
白は心配そうに時計をみつめる。
芝田亮仁)…お前、なにか考えてるな?
影野冥)それより、抗菌材ある?
坂上優一(過去))あるぞ。
一方で。
菌)く、さっきまでとはレベルが違う強さ…。
坂谷優誠)くそ、まだくたばらねえのか…。
菌)ワシはまだまだ死なんぞ…。
そういうと菌は息を吐いた。
坂谷優誠)しまった…。残り5分…。もう俺では奴を…。
「だろうと思ったよ。おめえらだけじゃ心配で仕方なかったんだよ。」
そこにいたのは白だった。白は占い師の姿をしていた。
坂谷優誠)お、お前、何する気だ!
風斬白)今から使うのは俺の切り札だ。その名も、「無差別の殺戮」。これを使ってやる。奴がくたばればいいんだがな…。
そういうと白はタロットをひいた。
風斬白)くらえ…。俺の最初で最後の切り札!
白のタロットが光った。突然、菌に紫色の雷がふった。そしてそこを見つめると、もう菌は溶けていた。優誠はもとの姿に戻った。
荒谷誠也)脱出するぞ!
3人は急いで体内から脱出した。
影野冥)ど、どうd
風斬白)はやく抗菌材飲ませろ!
亮仁は急いで抗菌材を心優に飲ませた。
坂上優一(過去))…どうだ!?
6人は心優を見つめる。
荒谷誠也)…。
影野冥)…。
風斬白)…。
坂上優一(過去))…。
坂上優一(現代))…。
芝田亮仁)…。
「優ちゃん!」
荒谷誠也)お?
誠也はふとみた。そこには過去の優一に抱きついている心優がいた。
坂上心優)私助かったんだよね!?もう苦しまなくていいんだよね!?
坂上優一(過去))あ、ああ。だが、俺に抱きつく前に、まずは他の5人にお礼を言った方がいいと思うぞ。
坂上心優)…そうだね。
心優は5人の前に立つ。そして真剣な表情を作った。
坂上心優)私を助けていただき、ありがとうございました。皆さんは私の命の恩人です。このご恩は決して忘れません。本当に、ありがとうございました。
そして…。
坂上心優)ねえ、誠ちゃん。
荒谷誠也)ん、なんだ?
坂上心優)私…。強くなりたいの。皆みたいに、これからこんなことになってもやっていけるように。だから…。君たちについていきたいんだ。
荒谷誠也)…。優一はどうするんだよ?
坂上優一(過去))俺は心優にやりたいようにやらせる。それだけだ。
影野冥)…。本当についてくる覚悟はあるんだね?
坂上心優)…うん。
坂上優一(現代))いいよ、どんな過酷な道のりになるか分からないけど…。
荒谷誠也)…。それじゃあ心優、修行にいくとするか。覚悟はいいな?
坂上心優)…うん!
坂上優一(過去))心優、気をつけるんだぞ。つらくなったらいつでも帰ってこい。
坂上心優)…あはは、ありがとう。
心優は満面の笑みを見せた。
続く